今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:8,764 hit
小｜中｜大
16 ページ16
ツリメ「A」
A「あっみっくん！撮影終わったの？」
ツリメ「…うん。」
A「今ね、ちょっと仕事してたんだ。パソコン、やっぱり肩凝るね。」
ツリメ「A元々肩凝り持ちだっけ。」
A「うん。そうなんだよね〜」
沈黙が訪れる。
隣のりっくんの部屋からゲームの音が聞こえ始めた。
ツリメ「りっくん、ゲームしてる」
A「みっくん」
ツリメ「いいよ、それ以上言わなくて」
A「好きなの」
ああ。
聞きたくなかった。
聞きたくなかった、事実だった。
でもそれは確かに存在している事実で。
溢れそうになる涙をこらえて、俺は笑った。
ツリメ「気付いてたよ。ずっと気付いてた。」
Aがそらのことを好きだってことなんか、とっくに気付いてるんだよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：するめ大臣 | 作成日時：2018年4月17日 5時
