vol14 「生きる理由」 ページ14
ｼｬﾝｸｽ「ルフィがさらわれた！！どうしようみんな！！！」
ﾙｩ「うろたえんじゃねえお頭！！そんな遠くに行ってるはずがねえ
みんなで探せばすぐ見つかる！」
向こうの方で赤髪海賊団船長と仲間が騒ぐ中、Aは副船長に腕の応急処置をしてもらっていた
ﾍﾞﾝ「全くあの人は....」
『.....ッ』
ﾍﾞﾝ「オイオイ、お前はそこにいろって....
ひどい傷じゃないか」
すぐに立ち上がろうとするAをベンは止めた
いくら何でも腕を銃弾が貫通したのだ
痛みと出血でフラフラのはずなのに、Aはかすり傷一つついていないような表情
ﾍﾞﾝ「 また薬打ったな....？」
『！』
ﾍﾞﾝ「全く...渡しな」
『.....』
ポケットからAはオレンジ色の特殊な形の注射器を取り出して無言で副船長に渡した
それをベンは受け取ると、素手でメキャッと握りつぶした
ﾍﾞﾝ「いいか？これが痛覚を鈍らせる効果があるのはわかってるだろうが
こうやって自分を犠牲にする戦い方は早死にする
お前が強いのはわかっているがもうお前は無理に戦わなくてもいいんだ」
『......せ』
ﾍﾞﾝ「ん？」
『だだがあないと...いきえるいみあない(戦わないと...生きてる意味がない)』
初めて自分の意見を聞いた副船長は少し目を見開いた
こんなことを９歳の子供が言うとはとても残酷だ
親も、友人も、何もなく
ただ与えられたものにしかしがみきながらAは生きてきた
それをベン・ベックマンは知っていた
ﾍﾞﾝ「.....そんなことはないさ
お前に大切な人ができたらきっと他の理由が見つかる」
『....』
Aは立ち上がって、海岸の方へ歩き始めた
ﾍﾞﾝ「おい、どこへ行く
まずうちの船医に見せてもらえ
.....A！
___ったく....聞こえてねェか...」
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蒸しパン(プロフ) - ごめんなさい！リクエストは受け付けていません！ (2018年10月24日 16時) (
レス) id: 4f72351f7f (このIDを非表示/違反報告)
うp主(プロフ) - 雪華さん» あなたまたですか。いい加減にしてください。図々しいのわかってます？違反報告させてもらいますね (2018年10月18日 22時) (レス) id: f8646b5aca (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?pupaパロでグリード＋エンヴィー×メイ・チャンの長編で作って貰いますかな?メイ・チャンは長男のグリードと次男のエンヴィーの妹を設定で。pupa知らないなら検索してね。 (2018年10月18日 22時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒸しパン | 作成日時：2018年10月17日 22時
