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あまりにも適当に本を選びすぎて、全く興味がない本を手に取ってしまった
内容は全く頭に入ってこないのに、何が言いたそうにしている白岩はちらちら視界に入ってきて、それがうっとおしい
ちらっと時計を見れば、終了まであと10分弱といったところだった
…どうせ誰も来ないし、もう片付けはじめても文句は言われないだろう
そう思って本を閉じて席を立とうとした時、白岩が声をかけてきた
「…さ、とう。」
「…なに。」
本当は返事もしたくないくらいだったけど、流石に無視はダメかなと思って一応返事はした
「あの、さ…こないだのことなんだけど…」
そう切り出されて、思わず鼻で笑ってしまった
…今更何を、と言う気持ちでいっぱいだった
「もういいって。」
「…！ちが、俺は、…！」
…一体何が違うというのだろう
「…もう別になんでもいいし、どうでもいい。別に私のことが嫌いでも。」
そう、もう関わらないと決めたのだから
「…もうすぐ時間だね。鍵は返しておくから。」
「っ…、待って！」
…もう早く帰ろう
そう思ったのに、図書室から出ようとすると手首を掴まれた
「…ご、めん。」
…それは何に対するごめんなのだろうか
ごめんと思うなら、まずこの手を離してほしい
そんなことを思っていると握られている手がぐっと引かれた
思ったよりも力が強くてバランスを崩してしまい、そのまま白岩の胸にぶつかった
痛い、と文句を言う前にぎゅっと白岩の温もりに包まれて
「…好き。」
静かな部屋に、白岩の声が響いた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
やっとここまで来ました…！！
一番はじめにこのシーンが頭に浮かんで、そこから話を膨らませてこのお話を書きはじめたんです
長かった…ここまで来るのに時間かかりすぎました( ; ; )
途中文才もないのに設定盛りすぎて本当に挫けたし、正直めちゃくちゃ展開省いたとことかあるんですけど、どうにかこうにかここまで来ました…！
こんなに長くなるなんて自分でも想定外で…
次からはるきくん視点を入れようと思っています
わざとるきくん視点だけ今まで入れてなかったので、るきくんが本当はどう思っていたかとか知ってもらえると、またちょっとだけ見方が変わったりするかもしれないです
(私の文才がなさすぎて変わらないかもしれませんが…)
引き続き�靴盍萃イ蠅泙垢里如△匹Δ召茲蹐靴�お願いいたします…！
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咲彩(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます！！だいぶお待たせしてしまいました…これから少しずつるきくんのターンが増える…はずなのでよかったらまた見ていただけると嬉しいです！応援ありがとうございます！ (2022年5月9日 21時) (
レス) id: 56598a6d46 (このIDを非表示/違反報告)
りん - つ、ついに…！！！るきくんのターンが…！！！待ちに待った展開がきそうで思わずコメントしてしまいました(>_<)立て続けにお話更新してくださって嬉しいです♪応援しています^_^ (2022年5月8日 22時) (レス) @page28 id: 1f8c0c6745 (このIDを非表示/違反報告)
咲彩(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけてとっても嬉しいです…！瑠姫くんの気持ちも少し先にはなると思いますが、書く予定ですので待ってていただけると嬉しいです！本当にありがとうございます！ (2022年1月2日 23時) (レス) id: 56598a6d46 (このIDを非表示/違反報告)
りん - はじめまして！お話とっても面白いですね^_^るきくんが本当はどう思っているのか気になります。無理せず、作者様のペースで更新してください！楽しみにしています^_^ (2022年1月2日 23時) (レス) id: 1f8c0c6745 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲彩 | 作成日時：2021年12月26日 22時
