Astilbe Ⅱ (ページ20)

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料理もケーキも食べて、プレゼントも渡した

2人でお風呂も入って、後は寝るだけになった

「なんかもう寝ちゃうの勿体無いような気がするけど、明日も仕事だし寝なきゃだね…」

「そうだね…」

私たちは寝る準備をして、2人でベッドに横になった

「奨くん、今日は私が腕枕してあげる！」

「え、重いからダメだよ」

「大丈夫なの！私がしたいの！いつもしてもらって嬉しいから、私もしてあげたいの！」

私の勢いに負けたのか、じゃあ…と私の腕の上に奨くんの頭が控えめに乗った

お互い向かい合うような形になって、私は奨くんの頭を撫でながらこう言った

「奨くん、誕生日おめでとう。本当に生まれてきてくれてありがとう。私と、出会ってくれてありがとう。
私ね、奨くんの優しいところが好き。こんなに優しい人いるんだってびっくりしちゃうくらい優しいよね。そういうところ、見習いたいなって思うの。
奨くんの声が好き。奨くんの声は心地良くて、ずっと奨くんにAって呼んでほしいくらい大好き。
優しく心を包み込んでくれるような歌声も、大好きなんだよ」

「…なんか照れくさいね」

「まだまだあるんだよ？言葉では表せないくらい大好きがいっぱいなの。…本当に、大好きだよ」

「…ありがとう」

「いつもそばにいてくれてありがとう。これから先の人生も、奨くんと一緒に歩んでいきたいなって思ってるよ」

「…うん、俺も」

奨くんは少し眠そうな、でも確かな声でそう言ってくれた

少しすると小さな寝息が聞こえてきた

「…おやすみ、奨くん」

　

どうかあなたにたくさんの幸せが降り注ぐ一年になりますように

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急いで書いたので文章めちゃくちゃですが、本当に大好きです。