カップルインタビュー【ハイキュー】

山口忠 ページ4

「山口、私に協力して！」

「協力ですか？」

「他の人を騙したい！彼氏のふりして！」


いつも田中や西谷彼氏ができないことをバカにされたのでドッキリを仕掛けてみようと考えている。

「A先輩が楽しめるならどうぞ。」

「良いですよ！」

[ありがとうございます。では、始めていきましょう。まずは、お互いのことなんて呼んでますか？]

「忠です」

「Aさんです」


名前で呼んでる方が彼氏っぽいし良いよね？


[なるほど！どちらから告白したんですか？]

「私からです。ダメ元で告白したらOKしてくれました」

[彼氏さんは告白されてどうでしたか？]

「嬉しかったです。俺もAさんのこと好きだったので。やっと俺のものにできるって！」


そういった彼がいつもと違ってすごいかっこよく見える。


[最後にお互いに一言お願いします]

「Aさん、俺と出会ってくれてありがとうございます。」

「…私をこれからも幸せにしてください。」


言ったあとは二人とも顔赤くてお姉さんに「大丈夫ですか？」なんて心配されてしまった。


「もう大丈夫です。」

[街で出会ったのは初々しいカップルでした。私も癒されました。それでは、ありがとうございました！]



これ以来、山口のことすごい意識しちゃってるんだけどこれは私が影響受けやすいだけ？それとも…？



〜後日〜
田中「Aの彼氏が山口だと！？」

西谷「知らなかったぞ！」

「だってこれ嘘だもん。」

山口「(今回は嘘だけどこれをチャンスと思っても良いのかな。)」

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