鷂6 ページ7
轟サイド
(なんで急に俺サイドなんだろう)
そんな事を思っていると、いつも通っている古本屋から眼帯をつけた、真っ黒な格好をした女子が
走って出てきた。
(珍しい)
俺はすぐに古本屋に入った。
「じいさん」
「おお、轟君か」
俺はさっきの女子の事を聞いた。
「良い子だよ」
とだけ言われた。
「公園にいるはずだから、いってきな」
俺は古本屋をとびだした。
じいさんの言うとおり、公園にその子はいた。
気になった理由、親父に連れてかれるパーティーは、企業系が多いのだが、
あのこはいつも、緑色のワンピースやドレスを着ていた。
結構気になっていた。
緑色の綺麗な瞳、黒い眼帯、整った顔。
美人じゃ片付ける事は出来ない。
なにか接点が欲しい、と思ってた。
(チャンスだ)、と思った。
(作者が急に俺サイドにしたのはこの為か)
「あの、(名字)Aさんですか?」
「はい……ああ、パーティーのイケメンさん」
「轟 焦凍です。」
「……」
「………」
「私に興味があるんだったら、明日、あの丘に来て下さい。」
そう言うと、最後ぼそりと
「轟君♪」
と言って出口へと歩いていった。
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四希 - 私も指摘されて気付きました…本当に申し訳ありません。これから「三条」固定にして、直すところは少しずつ直したいです。御免なさい! (2018年1月7日 11時) (レス) id: b45c122b2e (このIDを非表示/違反報告)
気まぐれ灰猫(プロフ) - なんか名字が変換されないんですけど…? (2017年9月19日 14時) (レス) id: b8e500e8b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:四希 | 作成日時:2017年5月5日 12時