鷂35 ページ36
Aサイド
「ふあーあ…」
目が覚めると物がほとんどない部屋。
自分をよく見るとリボンモチーフのモノトーンのドレスを着ていた。
「目が覚めたか。」
「へ?」
其所には、焦凍君の姿。
片腕を鎖で繋がれている。
「うわエロッ」
だって、服がちょっと破けて肌が少し見えるというこの…!
「お前が寝ているスキにこのザマだ。」
「私は繋がれてない。」
「Aと死柄木をくっ付けて、強い子供を産ませる。
つまり、お前は敵にとって重要な存在。
逆に俺は敵にとって最も邪魔で排除しなければいけない存在と言うわけだ。
しかも死柄木はお前の事を気に入っている。」
「うん。十分過ぎる位の情報だね。
何処でこの情報を手に入れた!?吐け!!」
「誰だよ!?
お前の母さんの涙さんだよ!!」
「は?お母さんが?」
三条涙。私のお母さんの名前。
『るい』って読む。
「ああ、涙さんが情報を流してくれた。」
「はぁ?」
「…まあ、その服をお前に着せたのも涙さんだが」
「………あぁ…そう…」
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四希 - 私も指摘されて気付きました…本当に申し訳ありません。これから「三条」固定にして、直すところは少しずつ直したいです。御免なさい! (2018年1月7日 11時) (レス) id: b45c122b2e (このIDを非表示/違反報告)
気まぐれ灰猫(プロフ) - なんか名字が変換されないんですけど…? (2017年9月19日 14時) (レス) id: b8e500e8b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:四希 | 作成日時:2017年5月5日 12時