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鷂23 ページ24

Aサイド

「もしかしてこれは俗に言う「壁ドン」とやらでしょうか…?」

「ああ。そうなるな。」

ヤバい。心臓がバクバクいってる。

私男慣れしてないのよ。

轟君が初恋とやら。


「なあ。ひとつ聞きたい事がある。」

「へ、へあ!?」

うう、恥ずかしい…。

「なんでこの前まで名前呼びだったのに、急に名字で呼ぶようになったんだ…?」

理由が可愛い…!

「それは…

 仲良しカップルを演じるためで…」

本当にそうなの。

「納得いかない。」

「え?」

「そんな理由じゃ納得出来ない。」

轟君が顔を近づけてきた。

これってもしかしてー

そう思った時には、

もうすでに時遅し。

唇に柔らかいものがあたった。



息が出来ない。

力が入らない。


息を吸おうと口を開けると、やっぱり舌が入ってきた。

「んん!?」

わかってはいたが、びっくりする。

うう、恥ずかしい…




「ーーーっやあっ」

頑張って轟君を自分の体からはがす。

「何?急に…」

「…ごめん」

轟君の頬に平手打ちをかます。

「ーっ

 大っ嫌い!!」

ちょっと涙が出た。

でも、当たり前の事。

私は、バックを取って走って帰った。

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四希 - 私も指摘されて気付きました…本当に申し訳ありません。これから「三条」固定にして、直すところは少しずつ直したいです。御免なさい! (2018年1月7日 11時) (レス) id: b45c122b2e (このIDを非表示/違反報告)
気まぐれ灰猫(プロフ) - なんか名字が変換されないんですけど…? (2017年9月19日 14時) (レス) id: b8e500e8b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:四希 | 作成日時:2017年5月5日 12時

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