自分タレントじゃありませんので (ページ7)

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in事務所
　
受付「おはようございます。」
『おはようございます。今日もよろしくお願いします。』
　
受付の方に挨拶をして仕事へのギアを入れます。
　
(受付1「Aさん、いつ見ても綺麗な人だよね〜」
受付2「あんなに綺麗で超ハイスペックなんだよ？ほんとすごいよね。」
受付1「ね、本当に尊敬する。」)
　

港区赤坂にあるジャニーズ事務所。自分はまず地上2階にある作業ルームに向かいます。
(てかさ、いつも思うんだけど地下2階、地上3階建てと言ってるけど普通に5階建てだよね。ここ。)
　
実は私西条、自分専用のオフィスルーム？作業部屋があるんです。
“Creator Saijo"とか変なネームプレートを滝沢氏がドアにつけたこの部屋は普段自分が仕事をする時に使います。というか、ずっとここにいます。
作詞作曲活動をするのもここ。
演出を考えるのもこの部屋です。
　
この部屋すごくて、普通に家なのよ。
服もここに置いといてるのとかあるから生活必需品は一式揃ってて、ベットもあるしシャワー室もある。
ご飯も作ろうと思えば普通に作れるし、映像確認するためのモニターも付いてる。
自分の家と何ら変わりない感じなの。モデルルーム的な感じ。
　
専用のカードキーでドアを開けて、今日はまずデスクワークからかな。
昨日打ち合わせで、資料を送っておきますって言われてたからそれの確認。会議に呼ばれるまで昨日途中までやっていた次に依頼を受けているライブ会場のイメージ図を何となく作っておく。
家で終わらせてきた曲のデータを移動させたり、書類整理を諸々をやっていると…
　
ｺﾝｺﾝｺﾝ…

滝沢「おはよう」
　
『おはようございます。朝からここに来るなんて珍しい。どうしました？』

滝「いや、この書類をAに確認してもらいたいと思って。」

『あーはいはい。承知しました。お昼までに確認してお渡ししますね。』

滝「助かる。ありがとう。それと…今日の会議のことなんだけど…」

『あーね、どうしようなぁ。って言ってもうちはもう決まってるよ？反対する。』

滝「だよなぁ。でもさぁ…『だって無理に決まってるじゃん。常務が提案してきたあの内容じゃ、ファンの子たちは納得しないよ？絶対やめた方がいい。』
　
滝「常務は利益を求め過ぎてる節があるよな。わかった。今日の会議で調整測ってみよう。」
　
『うん。お願いします。』
　
滝「じゃ、また後で。」ｶﾞﾁｬﾝ
　
ふぅ…((ｺﾝｺﾝん？誰？