愛してるって言えるのは…7 (ページ9)

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引っ越し祝い！

と、それぞれ飲み物に食べ物に持ち寄ってテーブルの上はいっぱい。

直人「んじゃ、そろそろ始めますか！」

その一言で…

臣君と隆二君がケーキを持ってきた。
プレートには、A、おかえり！って書いてある。

臣「Aの全快祝いと職場復帰祝い？も兼ねて。リハビリ、お疲れ様でした。」

隆「頑張ったね！」

「……もーー、ほんと、歳とると涙もろくなるから…やめて……」

メンバー皆が笑ってる。

こんな日がまた来るなんて思ってなかったから、本当に嬉しい。

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相変わらず凄い勢いで消費されるお酒…

3時間ほど経ったらちょっと酔いが回ってきたメンバーは今年のツアーの話で盛り上がり始めて熱く語り出す。

邪魔しないようにそっと抜けて、使った食器を洗ってると。

トン。

背後から私の肩に臣君が顎を乗せる。

臣「何抜けてんのーーー」

バレたか(笑)

「臣君、酔ってる(笑)？顔近いよ(笑)？そしてくすぐったい(笑)」

ドキドキしてるのをバレないように普通を装って離れようとすると…

臣「逃げないで…」って耳元で囁かれて、そのまま後ろから腕が回ってきて逃げ出せなくなった。

カーッと頰が熱くなるのを感じた。