愛してるって言えるのは…7 (ページ45)

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事務所の前に車が着いた。

心配そうに私の手を握る臣君。

私は深呼吸する。

「行こう。」

そう言って車から降りた。

ねえ？どっかで見てる？

私はあなたに負けない。

事務所に入るとメンバーとHIROさん、さやちゃんが待っててくれた。

「ご迷惑をおかけします。もう少しの間、私に力を貸してください。」

頭を下げたら、

「水くさい！！」ってエリたんに怒られた(笑)

皆と交代でハグして元気をもらう。

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臣side

できるだけ普通に仕事をしたいって君は言った。

絶対に1人にはならないで、そう言って俺らはスタジオに入った。

今日から警備の数は倍に増えた。

事務所の周辺には私服の警官が巡回してくれている。

……あいつは、この状況でどこから来るだろうか。

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ス「Aさーん、今日のスタッフだけの打ち合わせの資料ってどうなってましたっけ？」

「あ、もう準備できてるよ？…うわっ。もうこんな時間か。ちょっと先に行って会議室準備しとくね！」

ス「私もこの作業終わったらすぐ行きますね！お願いしまーす！」