愛してるって言えるのは…7 (ページ28)

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途中、迎えに来てくれた臣君と4人で最初にHIROさんの部屋に挨拶に行った。

HIRO「…こりゃー今日一日、注目の的だね。」

って分からないコメントをもらって、HIROさんに連れられて柏木さんチームのフロアへ。

懐かしい…。

私を見つけてさやちゃんが抱きつく。

さや「私が柏木さんに殺される前に来てくれて良かったぁぁぁあ。」

半泣き(笑)

柏「人聞き悪いな、さや。」

そう言いながら、柏木さんが私を見つめる。

柏「久しぶり。初めまして。どっちかな？」

「ご無沙汰しております。今日からまた、お世話になります。」

頭を下げると、柏木さんの手はさらっと私の肩を抱く。

柏「やっぱり、俺の方が釣り合い取れるよねー」

始まった…。

３人が騒ぎ出す前に、肩に回された手をつねる。

臣君は最初っからずっと眉間に皺よりっぱなし…。

「セクハラです。」

柏「つれないのも、相変わらずだねぇ…」

ここで、３人とは別行動。

私は今の仕事の状況についてさやちゃんと柏木さんから説明を受けた。