愛してるって言えるのは…5 (ページ40)

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…シーンとなる室内。

エリ「…臣が人前であんなに女に余裕ないの初めて見たかも…。」

健「エリー、そこかい！」

2人の会話に岩ちゃんが噴き出す。

岩「俺と隆二さんが乗り遅れる位の瞬発力あるヤキモチでしたね(笑)」

隆「確かに。完全に乗り遅れた(笑)」

直己「A、ごめんな？怒りん坊臣君で(笑)」

「あはは」

メンバーがこの状況を面白くしてくれようとして、私の心も軽くなる。

ヤキモチなんて…そんな必要全くないのにな。

直人「やっぱりえろ臣君の連泊は迷惑ですか、Aさん(笑)？」

リポーターの真似をして、マイクを向けるフリ。

「えろ臣君って(笑)！！(確かに…と心で同意)
……違うの。本当はすっごく嬉しいんだけど…。ほら、なんて言うかー…私、寝言がすごくって、臣君を夜中起こしちゃって臣君の疲れが取れないと思うの。ハードスケジュールなのに夜ちゃんと寝せてあげれないのは嫌だから…。」

隆二君が最強の優しい笑顔で私を見た。

隆「また、我慢する…。俺だったら、大事な人の笑顔のために側にいたいな。それが自分自身の幸せでもあるから。臣もそうだよ。だから、たまには臣にも男らしいことやらせてやって？」

甘え慣れてない私は、いい年してまた臣君を傷つけた…。

…反省。

隆「そんな顔しないの。」

隆二君に頭をポンポンされた。