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隆二君がドアを開けようとした瞬間に、臣君がいきなり出てきた。

瞬間的に離す隆二君の手。

臣君の視線は手を見ていた様な気がする…。

何でか罪悪感…。

「「「「「「「「乾杯!」」」」」」」」

臣君は目の前にいるけど、何でか全く私のことを無視してる。

何で?モヤモヤし始めた私はビールをグビグビ飲んだ。




んーーーーー。

何でかなーーーー。

何かやったかなーーーー。

でも、綺麗な横顔見放題だからいっかーーーー。


隆二君は何事もなかったかのように反対側の1番離れた席で直己さんと盛り上がってる。

臣君が「隆二はあっち」って座席指定したんだよね。

岩「レオナ、大丈夫??」

岩ちゃんが覗き込んでくる。

ほんと、可愛い顔してるなー。

もう、この近さ、ファンの子達にボコボコにされるよなーー。


「岩ちゃん、何でそんなカッコいいのかなー。」


岩「はい?」


臣君が「はあ?」って顔して初めてこっちを見る。


岩ちゃんの顔がみるみる赤くなる。


んーーー?言われ慣れてるくせにーーー。


岩「ヤバい。臣さん、レオナ酔ってるよ!」


臣「お前、もう飲むな!ってか飲めないのに何で3杯も飲んでんだよ!」



「んーーー。それはですねーー。飲めると思ったからなんですよねーーー。」


エリ「あはははは!レオナ酔ってんの初めて見た!超ウケる!」

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作者名:まる | 作成日時:2017年12月15日 9時

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