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スタッフside
ス「もしもし!HIROさんですか?今、病院に来たところなんですけど、意識が…意識が戻りました!とりあえず急ぎで報告だけしようと思って!はい、まだ本人とは話してないんですけど!え?はい、お忙しいところすみません!待ってます!」

電話を終わらせ病室に戻ると、室内が慌しい。胸騒ぎがする……。
まさか、急変した…?

「安定剤持って来て!」医師の指示に反応して看護師がせわしなく出入りする。

廊下にいるよう声をかけられ、不安の中ウロウロと歩いているとHIROさんが息を切らしてやってくるのが見えた。

状況を話すと不安そうな表情で病室のドアを見つめる。


しばらくして、室内は静かになり、医師が出て来た。


医「お話があります」


診察室に案内された。
医師がゆっくりと2人を見つめ、静かに言った。


「記憶がないようです。」

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作者名:まる | 作成日時:2017年12月15日 9時

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