【.f.j.】あなたの魔法にかけられて…Ⅰ (ページ43)

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第17話ページ43

～人物紹介～

足穂響(ﾀﾙﾎﾋﾋﾞｷ)

・演劇部の顧問で、担当教科は数学
・みんなから｢P-P｣と呼ばれている
・一日に一度はおしぼりを投げつけられる

...........................................

A視点

《空港のアナウンス》

『私、あなたが好きよ…』

｢もう終わっただろ、俺のことは忘れて夢を追いかけろ｣

『嫌なのっ！
本当は…あなたと離れ離れになた……あ、ごめんなさい』

ｶﾁｯ

「じゃあ、もう一回」

セリフ噛んじゃった……

演じるってすごく大変

《空港のアナウンス》

『私、あなたが好きよ…』

｢もう終わっただろ、俺のことは忘れて夢を追いかけろ｣

『嫌なのっ！
本当は…あなたと離れ離れになりたくない』

相手役の水上くんに抱きつく

｢俺だって……俺だって好きだよ……
だけど、夢を叶えるためにはそうするしかない……

アリサだって分かってるんだろ？｣

『…………でも！

コウイチと別れるくらいなら、
夢なんて叶わなくていい………！』

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ…

「今日はここまで！
片付けて、完全下校時間までに帰ってねー」

｢｢｢お疲れ様でした！｣｣｣

.

同じ方向だった水上くんと帰ることになった

｢Aさん、お疲れ様
演劇部じゃないのに、練習大変だったんじゃない？｣

『うん、結構大変だったけど、
楽しかった、かな』

｢そっか、
俺は、演技が上手いなぁって思った
最初はあんなに上手く出来ないよ｣

『本当に？嬉しいな』

｢これで文化祭成功したら、部活入ってほしいなぁ～
って思ったりしてるｗ｣

『それは終わらないと分からないなぁｗ』

練習きついけど、
だんだん楽しくなってる自分がいる

それに、演劇部の人達もいい人ばかりで、すぐに馴染めた

この調子で明日も練習頑張ろう！