【.f.j.】あなたの魔法にかけられて…Ⅰ (ページ31)

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交換日記をする内に、仲は深まっていった

同じ委員会に入っていたらしく、
話す機会もどんどん増え、

遂に彼の押しに負け、
付き合うこととなった

しかし、付き合ってからが地獄だった

「なんで、他の男子と話すの…？
俺の事嫌い？やっぱりそうなんでしょ…？」

クラスの男子と話す度に、彼の腕の傷が増えていった

更に、誰かと話していると、どこからか視線を感じるようになってきた

そうやって、どんどん孤立していき、
クラスにいられなくなった

誰にも話せず、辛い日々が続いていたある日
転校することを決意した出来事があった

「一緒に帰ろ」

『……』

断ることは許されない
もし、断ったなら殺されかねない

「今日も疲れたね！」

怖さのあまり、私は頷くことしかできない

こうやって我慢すれば、いつもの様に帰れると思った、

しかし
今日は違った

「最近新しいソフト買ったんだ、一緒にやらない？」

『……』

手を引かれて、半ば強制的に彼の家にお邪魔する

ｶﾁｬﾘ…

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「今日は帰らないよね？」

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