118話 ページ18
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「って感じです。」
「へぇ！すごい個性だ。」
彼女の個性の話は随分興味深く、そして話すのが上手い彼女の話に気がついたら何度も相槌を打っていた。
「君の個性は磁力のあるものを操る、訳じゃないんだね？」
「そうですね。動作的には引きつける、そして弾く。それだけです。」
「けど君は体育祭ですごく流暢に砂鉄を操っていたように見えたけど…。」
「それはもう慣れです。」
カタン、と手の中から先程ワンアウトと言われ置かれたものと同じ碁石のようなものをふたつ置かれる。
3つ既に用意してたんだ……。という気持ちとともに、磁磁気少女の手元を見て。
「例えば、ふたつだけだと引き合う、弾くだけの行動でもその間に別の磁力を当てると磁力は引っ付く前、そして弾く前に曲がります。私の体育祭での操作は原理の応用です。
ちなみに、重量が異なる場合、重量が軽い方が引き付き、そして弾かれます。」
ぴゅんっと曲がりながら弾かれた碁石(のようなもの)を見て「なるほど。」と言葉を漏らす。
「ってことは、磁磁気少女より重いものを引きつけたり弾いたりすることは出来ないってことかい？」
「いえ。例えば私より重い鉄パイプを引きつける場合。まず私と地球の磁力を異極にすることで引き合うようにします。
すると、地球の重量プラス私の重量が総重量となり、鉄パイプを引きつけることが出来ます。また弾くのもしかり。」
「なるほど！じゃあ基本的に地球より重いものでなければ引き付け、弾きは可能ってことか！」
「そういうことですね。」
意外と弾んでいる(？)話に、滑り出しは上々か…？！なんて意気込む。
「なるほど！君の個性は面白いね！もっと話を聞かせてくれ！」
「いえ。もう個性の説明は話切りました。」
んん"ん、！難しい！！！
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co_sa_(プロフ) - シルバさん» ありがとうございます…！！凄く嬉しいです…！！ (2022年11月3日 12時) (
レス) @page33 id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
シルバ(プロフ) - あぁ、何て泣けるお話…。とても素敵な作品です。頑張ってください！ (2022年11月2日 21時) (レス) @page33 id: 511cbc77f2 (このIDを非表示/違反報告)
co_sa_(プロフ) - Kumaさん» ありがとうございます…！！凄く嬉しいです…！ (2022年10月31日 7時) (レス) id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
Kuma(プロフ) - めっちゃ面白いです‼︎頑張ってください！ (2022年10月30日 22時) (レス) @page21 id: a64e6fed6b (このIDを非表示/違反報告)
co_sa_(プロフ) - わたあめさん» コメントありがとうございます……！ここまで読んでいただけて光栄です…！本当にありがとうございます！！ (2022年10月25日 22時) (レス) id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co_sa_ | 作成日時：2022年10月13日 20時
