6話 ページ6
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時は変わってUSJ事件翌日。
会議室。
「死柄木という名前、触れたものを粉々にする個性…。
20〜30代の個性登録を洗ってみましたが該当者はいませんでした。ワープゲートの個性を持つものも同様です。」
会議室で立って話しているのは警察官の塚内警部。
会議室には校長の根津、そして教師のミッドナイトやスナイプ、オールマイトなど、多くのプロヒーローが会議室に座っている。
その中でもっとも目を引くのは雄英高校の制服に身を包んだ磁磁気A。トントンとペンで机を叩くその行為は、誰も気に止めていなかった。
「2人とも偽名かつ無国籍ですね。いわゆる裏の人間です。」
塚内警部が情報を喋り終えた後に磁磁気が手を挙げて口を開く。
「私も崩壊の方は触ったんで"個性"で探してみたんですけど、やっぱ厳しいですね。ワープがどこまで飛んでるのか絞れない限り場所特定までは繋がんないです。
近づいてきたら分かる…くらい。すみません。」
そう言って頭を下げる磁磁気にプレゼントマイクが「俺も急に止めちまったからな、先に言っときゃ良かった。」と謝罪を述べる。
「いや、あれは感謝してます。正直頭に血昇ってたし、あの声掛けなかったら1人で突っ込んで死んでたと思います。」
今度は感謝の意で頭を下げる磁磁気にプレゼントマイクは「まぁ死人が出なかっただけ最悪の事態は免れたって感じっすかね。」なんて声を漏らす。
それから今後の方針と、雄英体育祭の警備計画について話し合いが続けられ、終わる頃には始まってからかなり時間が経ってしまっていた。
「それじゃ、失礼します。」
「あれ磁磁気、どっか行くのか？」
「………昨日どっかの誰かがUSJの天井ブッパして吹き飛ばしたんで、被害量と修復金の見積もりをしに行きます。」
そういって磁磁気にジロリと見られたオールマイトは小さく悲鳴をあげながら縮こまって。
「………まぁあなたのおかげで多少なりともけが人は減った訳ですし。これくらいしますよ。」
最後にそうセリフを吐いた磁磁気はそのまま会議室を出て言ってしまって。
そんな磁磁気を見たミッドナイトは「青いわね〜。」なんて体をくねらせた。
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co_sa_(プロフ) - 赤い蜂蜜は甘いさん» コメントありがとうございます…！本当に嬉しいです。更新速度は三連休の賜物ですね笑そう言って頂けて嬉しいです…！これからもよろしくお願いします！ (2022年10月10日 22時) (
レス) id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
赤い蜂蜜は甘い(プロフ) - 更新速度がとても早いですね！先のことがすぐに書かれていてとても読みやすかったです！ (2022年10月10日 21時) (レス) @page5 id: 82080fd69f (このIDを非表示/違反報告)
co_sa_(プロフ) - YURAさん» コメントありがとうございます…！励みになります！ (2022年10月10日 9時) (レス) id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
YURA(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2022年10月10日 1時) (レス) id: c413c50f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co_sa_ | 作成日時：2022年10月9日 10時
