26話 ページ26
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「おらああああ！！」
俺への攻撃を右へ左へと避けるうつつ女にイライラが隠せない。
「攻撃しろやカス！！！」
「待ちなよ。」
「うるせぇ！！！手ぇ抜いたら殺す！！！殺す！！！」
「君ほんとにヒーロー志望…？」
そう言葉を残したうつつ女は、俺の大ぶりの右フックを避けるために地面から飛び上がって。
その隙をつこうと俺も爆破で飛び上がる。
「しねえ！！！」
「＿＿＿＿ここだ。」
そう言ったうつつ女の顔は笑っていて、真っ直ぐ伸ばされた右手はまるで拳銃のように親指と人差し指が伸ばされている。
あ？
その次を考える前に来たのは、心臓への衝撃。
そこで俺の意識はブラックアウトした。
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かっちゃんが空中でなにかに打たれたかのように上半身を反らせる。
そのまま重力に逆らって落ちていくかっちゃんに思わず「あぶない！！」と悲鳴をあげそうになって。
パシリとかっちゃんの手を握った磁磁気先輩がかっちゃんをゆっくりと地面に下ろす。
「オイオイオイ、どうした爆豪、何があったアアア？！」
マイク先生の絶叫が響き渡る中、磁磁気先輩はかっちゃんの心臓辺りに手を置いて、かと思うと、ギュ、とかっちゃんの心臓を押し潰した。
「ッがは、！」
その瞬間、かっちゃんは何かが詰まっていたかのように咳をして。ふと目を開ける。
「…………は？」
「っ！この勝負、書跡場外！！爆豪戦闘不能！！
よって磁磁気Aの勝利！！！！」
きっと何が起きたのか分かっていないかっちゃんの一言と、マイク先生のMC。
その瞬間、会場中の観客たちが立ち上がり歓声を上げた。
勝利は、磁磁気先輩のものになった。
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co_sa_(プロフ) - 赤い蜂蜜は甘いさん» コメントありがとうございます…！本当に嬉しいです。更新速度は三連休の賜物ですね笑そう言って頂けて嬉しいです…！これからもよろしくお願いします！ (2022年10月10日 22時) (
レス) id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
赤い蜂蜜は甘い(プロフ) - 更新速度がとても早いですね！先のことがすぐに書かれていてとても読みやすかったです！ (2022年10月10日 21時) (レス) @page5 id: 82080fd69f (このIDを非表示/違反報告)
co_sa_(プロフ) - YURAさん» コメントありがとうございます…！励みになります！ (2022年10月10日 9時) (レス) id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
YURA(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2022年10月10日 1時) (レス) id: c413c50f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co_sa_ | 作成日時：2022年10月9日 10時
