2話 ページ2
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雄英高校の…生徒、？
じゃり、と砂を踏む女の人は、パッと走り出して男の人に向かっていって。
だめだ、その人は…ッ！
「ダメだ…ッ！！！オールマイトでも勝てなかったんだ…ッ、生徒が勝てるわけない、っ！」
「へぇ、そ？なら大丈夫。」
手だらけの男が伸ばした手を交わしたその女の人は、体をグリンと回して手だらけの男の頭に回し蹴りを決める。
「私、オールマイトより強いし。」
その勢いのまま、2度バク転して手だらけの男と距離をとって。
「てか、さっきの返事聞いてないんだけど。あんたでしょ、相澤先生に怪我させたの。」
銀髪のキラキラと光るポニーテールを閃かせながら、彼女は男に問いかける。
「いってぇなあ、いってぇよ、ッ！」
そんな彼女の言葉を無視して、男は再び彼女に手を伸ばして、そんな彼に彼女は微動だにせず、男の手のひらを迎え入れようとしていて。
＿＿＿あの人、手だらけの男の個性を知らないんだ…！
「手のひらに触っただめだ！！触った場所からからどんどん崩れていく個性です！！」
「へぇ、」
そういった彼女の声は少し笑っていて。
それと同時に、手だらけの男の手のひらが、まるで女の人の周りの空間だけ弾かれているかのようにぐにゃんと、進行方向を変えた。
「触った箇所から崩壊、ね。……すごい個性だね、」
ま、私と相性、最高に悪いけど。
ぴ、と伸ばした彼女の人差し指が手だらけ男の額に当たって。
その瞬間＿＿
ドガアアアンッッ
ものすごい音を立てて遠くの壁まで吹き飛ばされた手だらけ男に、僕達は目を見開くことしか出来なくて。
「いった〜…。さすがに、温存しすぎた。」
痛さに耐えるように手を振った彼女は、ふとぶっ飛んでいった男の方を見ながら自分の足元に指を立てる。
「ここに正座しなよ。今私、怒ってんだよね。」
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co_sa_(プロフ) - 赤い蜂蜜は甘いさん» コメントありがとうございます…！本当に嬉しいです。更新速度は三連休の賜物ですね笑そう言って頂けて嬉しいです…！これからもよろしくお願いします！ (2022年10月10日 22時) (
レス) id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
赤い蜂蜜は甘い(プロフ) - 更新速度がとても早いですね！先のことがすぐに書かれていてとても読みやすかったです！ (2022年10月10日 21時) (レス) @page5 id: 82080fd69f (このIDを非表示/違反報告)
co_sa_(プロフ) - YURAさん» コメントありがとうございます…！励みになります！ (2022年10月10日 9時) (レス) id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
YURA(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2022年10月10日 1時) (レス) id: c413c50f61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co_sa_ | 作成日時：2022年10月9日 10時
