246話 ページ46
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そう言って移動した場所は、こじんまりとした個室の店。
頼んだ飲み物と共に、俺と磁磁気が向かい合い、俺の隣にマイク、磁磁気の隣にオールマイトさんが座った。
「まずはごめん。今まで黙ってて。オールマイトも部屋まで作ってくれたのに事務所引き継がなくてごめんね。」
「部屋？」
「ん？うん、事務所に作ってくれたの。」
磁磁気のそんな言葉にプレゼントマイクと相澤は驚いたようにオールマイトのことを見て。
「部屋を作ったんですか？1インターン生の為に？」
「えぇ？！ダメだったかな…？」
「40階丸々私の部屋と私のトレーニングルームだよ。」
そんな磁磁気の言葉に2人は頭を抱えて。
オールマイトはインターン生の受け入れが初めてだったため、どのように対応するのか知らなかった。
だからこそ、1インターン生である磁磁気にあんな豪勢な部屋を用意して。
磁磁気は若干そんな対応に不思議に思いながらも、オールマイトの温厚に甘えていた。
「まぁ、その話はあとです。」
深堀すると頭が痛くなりそうだと相澤は話題を変えて磁磁気のことを見つめる。
そんな相澤を見て磁磁気はゆっくり息を吐いて。
「海外大学行きたいって思ったのは、もっと私の救える命を増やしたいと思ったから。
最先端の医療知識を学びたいって思ったの。」
一息ついた磁磁気は、相澤と目を合わせて。
「だって相澤先生、私が未成年の間は付き合ってくれないでしょ。」
「あ？なんの話しだ。」
「だから、3年待ってて。3年で医療免許と教員免許、取ってくるから。」
そう言って笑った磁磁気は、「それが、海外大学を選んだもう一つの理由。」と告げる。
「私は早く先生と一緒に働きたいの。だから、あっちに行って飛び級試験合格して教員免許を取って、それと同時進行で医療免許も取る。
それが今の私の未来計画。」
飛び級、それは未だ日本では許されていない制度で。
そんな磁磁気の言葉に、相澤はやっと少し口角を上げたかと思うと、「ぶっ飛んでんな。」と一言。
「でも私なら叶えられるよ。」
「あぁ、お前ならやっちまいそうだ。」
そういった相澤がクシャリと磁磁気の頭に手を伸ばして撫でる。
「3年しか待たねぇからな。」
「絶対3年で帰ってくる！！」
そんなふたりの様子を見て、プレゼントマイクとオールマイトは目配せをして笑いあっていた。
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co_sa_(プロフ) - 花璋さん» ありがとうございます……！！！映画のシーンとても大切に書いたので凄く嬉しいです……！！！ありがとうございます……！！ (2022年12月6日 8時) (
レス) @page48 id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
花璋(プロフ) - 毎日の更新がとても嬉しくて日々の楽しみです。今回の映画、脳内でまざまざと想像できてうるっときてしまいました。いつも感動的な話をありがとうございます (2022年12月4日 18時) (レス) @page42 id: 7ebade7fdf (このIDを非表示/違反報告)
co_sa_(プロフ) - LANさん» ありがとうございます………！！かなり力を入れて書いたのですごい嬉しいです…！！！これからもよろしくお願い致します…！！！ (2022年12月1日 16時) (レス) @page32 id: 4ca7e9942b (このIDを非表示/違反報告)
LAN(プロフ) - あと、個人的に文化祭のJIJIのライブのシーン大好きです！今まで見たヒロアカの作品の中で1番です！ (2022年11月30日 20時) (レス) id: 46881bcb40 (このIDを非表示/違反報告)
LAN(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてます！めっちゃおもしろい！！作者さん神様だぁ〜と思いながら見てます笑これからも楽しみに更新待ってます！ (2022年11月30日 20時) (レス) @page29 id: 46881bcb40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：co_sa_ | 作成日時：2022年11月22日 6時
