第37話 悲しみを飲み超えて ページ42
シャドウはリューの肩に優しく手を置きながら話し続ける。
シャドウ「確かに、彼女の…リューの命は人間の手によって捨て去られ、体を利用させられた。とても悲惨だった。・・・けど、彼は…フレムはキミを憎んでいなかった」
Q「なんでそんなわかりきった風に言うんだい?」
シャドウ「・・・彼は、彼女の死を必死に飲み込み、ハウォンを恨むことなく受け入れたからだ。・・・彼は、悲しみを飲み込み!!キミを救いたいと闘い、死んだ!!!
ハウォンに地球の運命を託すために!!」
リュー「・・・!!」
そうだ・・・。
私は、託されたんだ・・・。
キュクスから、地球を守るって・・・約束したんだ。
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・
リュー「フレム!!」
フレム「・・・・・その宇宙人から、地球を守ってくれ。透明な星を、その宇宙人の手に染めずに」
ピ!・・・《発射、5秒前・・・4・3・》
「っ!?何をしたあ!!!」
2・・・
バアン!!
リュー「・・・−−−−!!!」
・
・
頼む・・・。
『リュー』が憧れ、愛した星を、
守ってくれ!
1・・・・・・0
・
・
リュー「・・・すべての人間が醜いわけではない」
「「!!」」
リュー「色んな人がいて、争いもある。・・・けど、その争いから、自分の間違いや、答えがわかりあえるときだって、ある!!残酷で美しい!!それが、地球なんだ!!
・・・すべてが交えて、地球は素晴らしいんだ!!
最強の力がなくとも、自分自身の力と、友と共に・・・悲しみを飲み込む!!
残酷な運命に飲み込まれたこの体・・・!!
今、生きている時間と共に、キュクス!!
貴方を倒します!!!」
リューの心に、もう迷いは無かった。
隣にはシャドウがいる。
後ろにはみんながいる。
自分がどんな過酷な運命を生み出したとしても、みんな受け入れてくれる。
共に闘ってくれる。
これは、リボーンの能力では生み出せない、最強の力!!
ソニック「キュクス、地球はおれたちの星じゃない。・・・けど、大切な仲間達が生きている星なんだ!!」
シャドウ「マリアの願いを、お前の能力に奪われてたまるか!!」
ソニックたちはみんなで横一列に並び、キュクスたちを真っ直ぐ見つめる。
睨みつけているのではない。敵に立ち向かうその眼差しは・・・。
とても強く、神々しい・・・。
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フルハウス - ☆HappyBirthDay SONIC!!☆ (2014年6月23日 23時) (レス) id: 6e31110cc9 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - こんにちは!面白いですね^^続き楽しみに待ってます! (2014年6月8日 8時) (レス) id: c499b65657 (このIDを非表示/違反報告)
フルハウス - 更新停止ですみませんでした。コメントも時間がなく返せませんでした;これからのコメント返信は質問などの内容に返信させてもらいます。どうかご理解よろしくお願いします。 (2014年5月20日 21時) (レス) id: 23637d11a4 (このIDを非表示/違反報告)
青黒銀針 - 元気ー? (2013年9月27日 21時) (レス) id: 77b079cbd1 (このIDを非表示/違反報告)
青黒銀針 - お久ー(^o^)/ (2013年9月7日 20時) (レス) id: b66db6bc67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:降る家 | 作成日時:2013年5月18日 17時