第17話 生贄 ページ20
王達はは戸惑いなく、承諾した。数百年後の星などどうでもいい。自分たちがよければいいのだ。と。
そして、ハウォンを含めた王族は、『リボーン』の力を得た。
自然を操り、鋼よりも硬く装飾できる能力。命を再生させる能力。
最強の力は、最凶の王族に渡ったのだ。
そして、運悪く、革命はそのときに起きた。
王たちは能力を思いっきり使い、革命軍の人々を殺した。
ハウォンは真っ白になった。
自分は何をやってきたんだ。と。
ただただ立って、革命軍の有様を見ることしかできなかった。
ギアラも、肩に手を置いて、王族を睨み付けるしかなかった。
そのとき、ハウォンが宇宙人に問いかけた。
「この契約を解くことはできないのですか・・・」
宇宙人は、言った。
「できるよ♪でも、生贄が必要だけどね」
ハウォンは迷わなかった。そして、生贄になった彼女の体は、結晶化し、地に落ちて粉々となった。
王たちは能力の不発に戸惑い、ギアラは泣き叫んだ。そして、王の首を切った。
だが、ハウォンの姉弟は能力を欲し、宇宙人にまた願った。
だが、宇宙人が力を与える前に、ギアラが姉弟を八つ裂きにし、能力の光を浴びてしまった。
宇宙人は、そのまま去ってった。
「じゃ、また来るね♪」
・
・
数年後、ギアラは、新たな『リボーン族』を創った。新たなリボーン族は、それはそれは幸せだったという。
そして、新たなリボーンの歴史と共に、ハウォンがいたリボーンは人々の頭から消えていった。
・
・
・
べ「・・・!」
ハ「そ、それが、『リボーン』の歴史なの?」
リュ「その様子じゃ、ギアラが築きあげた歴史だけが伝わっていたみたいね。そう、これが『リボーン』の力の歴史よ」
べ「・・・」
ベラスは頭が真っ白になった。今まで探してきた答えが、残酷な歴史だったのだから。
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フルハウス - ☆HappyBirthDay SONIC!!☆ (2014年6月23日 23時) (レス) id: 6e31110cc9 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - こんにちは!面白いですね^^続き楽しみに待ってます! (2014年6月8日 8時) (レス) id: c499b65657 (このIDを非表示/違反報告)
フルハウス - 更新停止ですみませんでした。コメントも時間がなく返せませんでした;これからのコメント返信は質問などの内容に返信させてもらいます。どうかご理解よろしくお願いします。 (2014年5月20日 21時) (レス) id: 23637d11a4 (このIDを非表示/違反報告)
青黒銀針 - 元気ー? (2013年9月27日 21時) (レス) id: 77b079cbd1 (このIDを非表示/違反報告)
青黒銀針 - お久ー(^o^)/ (2013年9月7日 20時) (レス) id: b66db6bc67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:降る家 | 作成日時:2013年5月18日 17時