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貴『黙って聞いていればべらべらと……敵味方双方から嫌われ?悲しんでくれる仲間もいない?勝手にオビトさんの人生を語るな。
それに、何を言っている?オビトさんは嫌われていないし仲間がいないわけでもない。
私が仲間であり、オビトさんを嫌いだと思った事は一度もない…!』
その瞬間。サスケが須佐能乎を出してカグヤを攻撃した。当然のように避けられたがそのおかげか、空間が変わりあの思い重力は完全になくなった。
サスケ「……先に行く。」
カグヤの後を追い須佐能乎の羽を展開して飛び立ったサスケにAは頷き、オビトに視線を戻す。
共殺しの灰骨の刺さったオビトが、刺さった部分から徐々に灰のようにぼろぼろになっていくのを見届ける事しか出来なかった。
ナルト「くそ!」
オビト「ナルト…もういい…A、少しいいか…?」
貴『……うん。』
苦しそうに息をするオビトに向き直ったAの目には隠しきれない悲しみの表情がうかがえた。それが…オビトには嬉しかった。
オビト「A……俺から言う事はほんの少しだけだ…まずは、ありがとう。」
貴『…!』
オビト「一度、俺はお前に出会わなければと思った事がある。リンを思い出してしまうからだ……だが…それは間違いだったようだな。
会えてよかったよ。
幸せに暮らせ、でないと許さないからな。
……それだけだ。さぁ、お前の大切なものの元へ行け。」
背中を軽く押される。
これは、オビトの決意だ。
簡単に拒否できるものではない。
Aは小さく「うん」と声を出し頷いた後、サスケの元へと向かって須佐能乎を展開し、飛び出した。
背後で一つのチャクラが消えようとしているのを感じ、止まる事なく顔だけ振り返ると笑って一言こう告げた。
『また会いましょう。』
それを見たオビトは灰になる直前。
聞こえなかった筈なのに少しだけ口元を緩めて笑った気がした。
それを見届けたナルトは目縁に溜まった涙を強く拭うと求道玉をうまく使いサスケと戦闘していたカグヤに攻撃を仕掛けた。
ナルト「行くぞ!!仙法、超尾獣螺旋手裏剣!」
その攻撃は見事カグヤに命中し、須佐能乎を解除したサスケが落ちてくるがすかさずAが受け止める。
貴『っ…っと、大丈夫?』
サスケ「ああ。助かった。」
サスケをナルトの作り出してくれた求道玉に乗せ、カグヤを見据える。
だが、そこに先ほどのような人型のカグヤの姿はなかった。
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ひぃ(プロフ) - 面白くて一気に読んじゃいました笑今更ですが、完結おめでとうございます!お疲れ様でした! (2021年6月8日 18時) (レス) id: 21a845e247 (このIDを非表示/違反報告)
彗流(プロフ) - えんぴつさん» コメントありがとうございます!感動シーンなので出来るだけ一気に終わらせたいなーって思ったので更新ペースあげました!これからもどうぞ見てやってください…! (2020年1月13日 18時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
えんぴつ - 一気に更新しましたねw更新いつも楽しみにしています。頑張ってください。 (2020年1月13日 17時) (レス) id: 6077bffc9a (このIDを非表示/違反報告)
彗流(プロフ) - マリイさん» 申し訳ございません。ハヤテさんについてよく知らないので私にはきちんと書ける自信は無いのでお断りさせていただきます。気分を悪くさせて本当にすみません… (2019年12月25日 17時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - ナルトの月光ハヤテの小説も書いて欲しいです月光ハヤテが夢主の弟でハヤテはシスコン設定見たいです(ハヤテは23歳だから夢主は26歳の設定でお願いします) (2019年12月24日 21時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぃろ | 作成日時:2019年12月16日 0時