償い少女の物語

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貴『……』


ナルト達の方向で激しい戦闘が起こっているがそっちに目を向けることすら無く術の使用に集中する。

全ての忍達に均等の量のチャクラを定期的に送るのは集中力と精神力を大量に消耗するのだ。

先ほど癒代を使った時は一気に治療、供給をして終えたが今回は違う。

忍連合が戦っている間にもずっとチャクラを送っていることになる。

勿論。そんな大量のチャクラをうずまき一族でも無いAが持っているわけなく、元々チャクラの量が多いウルルにもらった分とカルノの分を合わせてギリギリの状態だ。


貴『…………(チャクラを乱すな…集中しろ…サスケ達みたいな力を持っていない私に出来る事を…！)』


忍達が木の根にチャクラ吸い取られ、また供給し、戦う。
それが可能とさせているのはAとその口寄せ獣だけだ。

少しして、目を閉じて集中するAが感知したのはナルト達とオビトのチャクラだった。 いや、少し違う。

元から感知はしていた。だがおかしな動きを感じ取ったのだ。 停止している。

話しているわけではない。一から九までの尾獣を引っ張り合っているのだ。

それを見た忍連合の者達も力になろうと間接的にナルトと繋がっているミナトのチャクラを掴んで引っ張った。


貴『……こっちが優先。』


一瞬自分も行こうかと考えたAだったが、力のない自分が行くより他の人たちを回復させて向かわせる方がいいと考え全体のチャクラの供給を一旦やめ、傷の深い者、瀕死の者に集中する。


その結果少しだけ、ほんの少しだけ楽になったAが目を開きナルト達の様子を確認する。
何気なく見たその光景に、Aは大きく目を見開いた。

思わず癒代を解除しそうになってしまうが慌ててチャクラを込めた。

それほどまでにAはそれが信じられなかった。




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ネタ帳が消えた……折角十話分くらいためてたのに…

まぁそんなことは置いといて！着々と終わりに近づいてきていますねー！
次の小説は何を書こうか…ってずっと迷っています。

NARUTOの暁のみんなと仲良くするだけの小説もいいし今流行りの鬼滅の刃を書くのもいいしいっそ友情系の黒子のバスケを書いてもいい……取り敢えずはこの小説を完結させることだけを考えて更新ペースを上げたいと思いますが、

コメントなども気軽にくださればもうやる気出します。めっちゃ出しますw←露骨なコメント稼ぎぃ…

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