三十五話 ページ36
「死者が出る」そう考えてからは早かった。
貴「(安全に雪玉に当たりに行かないと。)」
今現在相手チームに残っているのは時透、蜜璃、煉獄の三人だ。
伊之助は知らぬ間に雪玉を当てられたのか、そこでのびている。
一番安全なのは、女の子である蜜璃。
そうAは考えて蜜璃に近づいた。
だが、それは完全に間違えていた。
蜜璃「いっくわよ〜!!えいっ!」
貴「!?」
掛け声こそ可愛いものの、投げられた玉は凄まじい威力だった。
言ってしまえば煉獄達よりも強いだろう。
慌てて宇随を盾にして後方へと戻る。
最後の綱である竈門を見るが……まぁ、さすが隊士と言ったところだろう。
多少の手加減はされているものの、人並みはずれていた。
そして冨岡ですらいつのまにか場外へ出ており、まるで影のように端っこで雪を被りながら立っている。
貴「…………」
今更にしてAは、雪合戦に交じった事を後悔した。
そして気づけば相手チームは蜜璃、煉獄、時透の三人。
こちらのチームは宇随、竈門、Aの三人だ。
一見、いい試合となっているように見えるが、Aが戦力になる事は難しいのでそんな事はない。
まぁ相手側の時透は「雪玉に当たったら寒い」というなんとも時透らしい理由でずっと逃げて生き延びているのでなんとも言えないが。
何より相手チームはあたりに行ける程弱い雪玉を投げる人はもういない。
宇随「んじゃ追加ルールだ!勝ったチームは負けたチームに好きな命令できる事にしようぜ!!」
貴「!?」
彼は現在の状況を把握出来ているのだろうか。
予想の出来事に呆けていると、みんなが次々と賛成してきてしまった。
これではもう何も言えない。
貴「(……宇随さん達に隠れて勝つのを待つしか無い。)」
当たるわけにも負けるわけにもいかず、最終的にその考えに至って後半へと下がっていく。が、その時、今まで宇随へと向かっていた雪玉が一気にAの方へと投げられた。
貴「ふ!?」
この時ばかりは鬼である事に少しだけ感謝した。
ぎりぎり目出会える雪玉を全力で避ける。
だが、それだけでは止まらなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
雪玉合戦チームの
竈門炭次郎と時透無一郎をこちらの都合により交換しました。
突然の変更すみません。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
魔除けの面
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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むぃろ(プロフ) - 麗さん» コメントありがとうございます!修正しました! (2020年10月6日 12時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 十話の所ですが、はが一つ多い所があります。 (2020年10月5日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
むぃろ(プロフ) - さくらさん» わかります!甘いもの好きなのに外行かなくて運動不足になりますし、カラオケに行く予定だったのにコロナのせいで行けなくなりました…早く夏になって死滅してくれれば嬉しいんですけどね(´;ω;`) (2020年3月3日 18時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 食べれましたね!私は外出できないので太りそうです( ;∀;)極度の甘党なので (2020年3月3日 16時) (レス) id: f69b55532e (このIDを非表示/違反報告)
むぃろ(プロフ) - さくらさん» うわ…それは大変ですね!ワーク終わらせたんですか!?完全に存在を忘れていました…(−_−;)明日から投稿ペース下がったらすみませんww (2020年2月29日 23時) (レス) id: 8e9e4a7270 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぃろ | 作成日時:2020年2月1日 18時