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十話 ページ10

宙ぶらりんからまさかの海にダイビング



意味わかんない土地に迷い込んだ挙句にコレとは災難過ぎやしないだろうか



いや、自分から首突っ込んでしまったところもあるけど



って言うかなんで二人揃って口をパクパクさせてるんだ?



あれ会話になってる…のか?



これは…気付かれずに水面まで上がれるかな







ゴォオオオ








…あー…渦が出来てる…



あの魚類め…渦なんか作りやがって



大人しく水面には行かせてくれないか…







ザシュッ







『!』



痛っ



血が滲んだ



傷口に海水がしみる







ザシュザシュッ







『…ッチ』



チェンジ【防御】



咄嗟に防御壁を体に纏う



手がすっぱり切れてしまっている



何だコレ、鱗?



よく見ると渦の中に無数に鱗が舞っている



…目障りだなぁ



チェンジ【水】



『…!』



なんとか自分も渦を作って対抗しようとするが…



…ダメだな、弱まるだけで止められはしない



どうしようか…そろそろ息が…








ドスッ







戦士みたいな奴が、魚類の顔を刺した



指が伸びるって…どこの海賊だ



あ、渦が止んだ



…私、ほぼ何もやらなかったな

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莉奈 - 更新頑張ってください。楽しみに待ってます。応援してます。面白いです。 (2018年10月30日 1時) (レス) id: 59f256afe6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ここあん | 作成日時:2018年4月23日 17時

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