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四話 ページ4

船に着いて降り立った途端、女の子に物凄い距離を置かれる



…そんなに怖いのかな



まぁ、知らない人からしたら怖いだろうな



「おい、消えたぞ!

スタンドだ!今のはスタンドだ!」

「海底のスタンド…

このアヴドゥル、噂すら聞いた事のないスタンドだ」



褐色の肌の人はアヴドゥルさんって言うのか



『ちょっと、』

「「ッ!」」



5人に一斉に距離を置かれる



…もう気にしないからな



「お前も新手のスタンド使いだな!?

さっきのはお前のスタンドか!?」

『さっきからスタンドスタンドって…何の話をしているんですか』

「惚けるな!」

『そんなん言われても…』



勝手に決めつけられている



会話になりそうにないな



「ならこの子供があのスタンドの使い手か?」

「まさか、わざと鮫の海に飛び込んで俺たちの中の誰かを…」



またコソコソ話す



どうやら私と少女には、あらぬ疑いがかけられてるらしい



「な…なんだーてめーら!寄ってたかって睨みつけやがって!

何が何だかわからねーがや、やる気か!

このアン様をナメんな!」



ナイフを取り出し振り回し始めた



『まったく…』



ナイフを掴んで取り上げる



アン「あっ、返せこの野郎!このビチグソがぁ!」

『少々口が悪いな…』



パサリ、と帽子を取る



黒髪がふわりと流れ落ちた



『女…それも子供が、こんな物騒な物持つんじゃない』

「お前も女じゃねーか!」



それはごもっとも



アヴ「おい!DIOの野郎は元気か!?」

アン「DIO?なんだそれは!?」

『私もそんな物は知りません』

「惚けるんじゃねぇこのガキ!」



知らないっつってんだろ



アン「俺と話しがしてぇのか刺されてぇのかどっちなんだ!

俺の妖刀がはえーとこ340人目の血を啜りてぇって慟哭してるぜ!

…って、俺の妖刀を返せ!」

『危ないからやめろ』

「…なんか、この女の子は違う気がするな」

「なら…」



鋭い視線が私に刺さる



今度は私が疑われているようだ

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莉奈 - 更新頑張ってください。楽しみに待ってます。応援してます。面白いです。 (2018年10月30日 1時) (レス) id: 59f256afe6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ここあん | 作成日時:2018年4月23日 17時

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