Ｖ’s short story (ページ8)

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番外編1 ページ8

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帰りは暗いけど撮られたら危ないからってわたしだけマネージャーさんに送ってもらって先に帰る。

ちょっとして帰ってきたテヒョンオッパはリビングで座って待っていた私の視線に気づくと照れ臭そうにはにかむように笑った。

「Aにはオッパのカッコ悪いとこ見せたくなくて黙っとくつもりだったんだけどな。」

「私はテヒョンオッパのかっこいいところもそうじゃないところも全部知りたい。だってそれも含めてテヒョンオッパでしょ。」

私の言葉に嬉しそうに目を細めていつもみたいに笑うテヒョンオッパ。

「AもAの全部をオッパに教えて。オッパはどんな名前でも大好きだから。」

これからも私はテヒョンオッパの新しい部分をいっぱい見つけるだろう。そんな私にいつかテヒョンオッパのことを知り尽くしたなんて日が来るのだろうか。

いや、きっとこない。だってテヒョンオッパはあんなに魅力的で、一度ハマってしまったら終わりがないのだから。

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