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｢大先生ー、俺この子連れて帰るわ｣
｢えぇやめとき？碌なことないで｣
止める声も聞かず、少女を抱き抱えた男はインカムのボタンを何度か押し、二言三言告げると通信を切った。
｢ペ神に言っといたわ｣
｢うわホンマに連れ帰る気やん｣
面倒くさそうに声を発した男は続けて可愛ええの？と場にそぐわない発言をする。
｢当たり前やろ。じゃないと連れて帰らへんわ｣
｢お前も大概屑やで｣
また一つ紫煙を吹かした男はヘラ、と嗤った。
今の世は少し壊れている。数年前まで世界中で流行った黒死病により人口は激減、続く凶作や飢饉、相次ぐ戦乱。
この時代ではあらゆる悲劇が当たり前のことであった。
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コルネイユ(プロフ) - 塩田さん» 塩田さん初めまして、コメント頂き有難うございます。前作も読んで頂き、その様なお言葉も頂けて作者冥利に尽きます...本当に嬉しく思います🥰塩田さんのような読者の方がいて下さるお陰で頑張ることが出来ています、今後も作品共々宜しくお願い致します...！ (2023年3月14日 19時) (
レス) id: 4edc66b9fe (このIDを非表示/違反報告)
塩田(プロフ) - コルネイユさん、こんばんは。この作品、更新される度にじっくり大切に読むくらい大好きだったので、また公開してくれて凄く嬉しいです😭 これからも頑張ってください…！ (2023年3月14日 0時) (レス) @page40 id: 9daab44624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コルネイユ | 作成日時：2023年3月7日 14時
