君を、守るよ。３

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ー深澤







「んぇ？たっちゃん？」






んぇ？って。わら




『おまえかりっかりになっちゃったねぇ…』




湯船に入って、

Aを抱き上げて

膝の上に乗っける。





むちむちのむちこ、

なんて翔太にあだ名つけられてもう何年？




この時期ばっかりは、

むちこなんて面影もないくらいカリカリに痩せちゃって。






『…生まれてきてくれて、ありがとね。』


「ん？」


『お誕生日、おめでとう。』


「…あ。」


『俺らの宝物、守ってくれてありがとう。』


「ん。」




久しぶりに直接感じるAの体温。


寂しがってんのは、俺の方だよなー…わら






『もう動く？』


「ほんとに小児科医？」


『さすがにまだかー！わら』





でも聴こえてるよな、我が子よ。


ママはな、本当に本当に偉大なんだぞ。








『風呂出たら輸液繋ぐ？針もパックも持ってきたよ俺。』


「ねえなにしにきたの？怒」






地雷踏んだっぽい。わら







悪阻が落ち着いたら、

ホールケーキ丸食いも、

白髪爺さんのチキン爆食も。

全部全部、喜んでお付き合いしますので…



もう少し、

僕達の宝物のために頑張ってくれますか、？

＊きみとの、はじめまして。０→←・

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