今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:3,821 hit
小｜中｜大
１ ページ1
四時限目、そろそろお腹の虫が
鳴き出す頃空腹と戦っていると
机の上に小さく折られた紙がテンテンと
乗っかった
キョロキョロと見回すと
灰鷹叶こと、はいちゃんが口と
ジェスチャーで「読んで」と指示した
【昼休み、杉山らぁこ誕生祭会議→次へ回す】
誕生祭会議？
そう、今日はクラスのムードメーカーこと
杉山らぁこ、らぁの誕生日
皆、プレゼントを用意して放課後に
わいわいと騒ぐ…それではいけないのか？
疑問に思いつつ、私から１番近い
薬師寺陽比、ハルへと回した
･
･
･
昼休み、らぁが購買にコーラを買いに行った隙に
私達手紙を受け取った人間は
いっせいに屋上へ向かった
『はいちゃん、どういうこと？』
「ちょっと、気になることがあってね」
『気になること？』
「それは、屋上でゆっくり話すけど
風ちゃん飴食べながら走るのはやめなさい」
『あぁっ！？』
危ないから、と口から棒付き飴を
引っこ抜かれると同時に
私は見事にこけた…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
