検索窓
今日:35 hit、昨日:33 hit、合計:21,071 hit

ページ8







チュンチュン

「もう朝か……」

ベッドからムクッと起き上がる

今日は昨日泣いたからか、少し気分がすっきりしていた

「身だしなみと整えよ……」

といっても簡潔にだけど

備え付けの鏡を見ながら手櫛で髪を整えた

服は最初に着ていたハイネックの白いセーターにする

というかこれしかない

私は、朝ごはんを食べに食堂へ向かった

呪霊だからご飯も睡眠も必要ないんだけど、まあ気持ち的に

「おはよー」

食堂へ着くと、先に家入さんがいた

「おはようございます。家入さん、お隣宜しいですか?」

「ん、いいよー」

家入さんはなんというか、あっさりしている

それがこちらにとってはありがたい

私は食堂のおばちゃんに目玉焼き、サラダ、ご飯を注文して家入さんの隣の席に座った

家入さんの朝食はスクランブルエッグにトースト、サラダ、ヨーグルトだ

「わあ。家入さんの朝ご飯美味しそうですね!明日は私もそれ頼んでみようかなぁ……」

「別に、天花のも美味しそうじゃん。ていうか、タメ口でいいのに」

「え!?いいの!?じゃあ、タメ口にするね!」

本人から直々にタメ口許可をもらったので、これからはタメ口にすることにする

私達は世間話をしながら、食事を食べ終え、一緒に教室へ向かった

ガラッ

扉を開けると、

「天花」

夜蛾先生が私に話しかけてきた

そして、数枚のプリントを渡される

「入学手続きのために必要な書類だ。名前は名前の欄だけでいい」

渡された書類には名前、年齢、術式、その他連絡事項を書く欄があった

その他連絡事項にはすでに呪霊と書いてある

「えっと、名前は天花で、年齢は16、術式は不明っと……」

「へえ、同い年なんだ」

私が書類を書いていると、硝子が興味深そうにのぞき込んできた

「実際はそんなに生きてないけど、高校二年生になるんだったら16歳っていう設定にしようかなって」

「それは勉学の面で大丈夫か?難しいぞ、特に数学」

「うっ頑張ります……」

前世でも数学は苦手だった

一枚目を書き終わると、二枚目に移った

「あ、制服カスタムのやつだ」

私は、希望する事の欄に巫女服っぽくしてくださいと書いた

あこがれてたんだよね。巫女服

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
120人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , さしす
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リリス(プロフ) - マハマさん» そんなにお褒めいただきありがとうございます( *´꒳`* ) (4月14日 0時) (レス) id: 5acd75e888 (このIDを非表示/違反報告)
マハマ - この作品は神!!今までで1番続きが気になる作品でした!! (2月3日 22時) (レス) @page29 id: 9cd9fca0aa (このIDを非表示/違反報告)
リリス(プロフ) - 初心者です!さん» ありがとうございます。更新頑張ります! (12月29日 11時) (レス) id: 5acd75e888 (このIDを非表示/違反報告)
初心者です! - 更新頑張ってください!めっちゃ面白いです! (12月29日 10時) (レス) @page18 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:リリス | 作成日時:2023年12月19日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。