・ ページ6
・
ギィ……
夜蛾先生が扉を開ける
おお……お日様が眩しいぜ……
いつの間にか外では1日が経過していたようだ
寮に入るまでに呪術師についての簡潔な説明を受けた
まあ、知ってるんだけどね!
しばらく歩くと、部屋の前に来た
「とりあえず、ここがお前の部屋だ。好きに使っていい」
虎杖と同じような殺風景な部屋だ
そこから少し歩き、教室の前に着いた
「ここがお前が通う教室だ」
ガラッ
夜蛾先生が教室に入る
それに続いて、私も入った
視線が刺さる
「えー、この呪霊は今日からお前らのクラスメイトだ。仲良くするように」
私は黒板の前に立った
そして、黒板に天花と大きく書いた
「今日からこのクラスに編入する天花です。呪霊ですが、あなた達の敵じゃないです。術式はまだ生まれたばかりなので分かりません。これからよろしくお願いします!」
ペコリと一礼
スッと夏油の手が上がった
「先生、この呪霊は任務に行った時に人に害を成す可能性はないですか?」
うん。当然の質問だと思う
だって私は呪霊、人間の恐れから生まれたものだもんね
人間を敵対視していない方がありえない
「この呪霊とは人を傷つけず、殺さないという縛りを交わしたから大丈夫だ」
夏油の質問に夜蛾先生が答える
「とりあえず、3人とも自己紹介しろ」
夜蛾先生はそう言うと、後ろに下がった
まず、初めに夏油が前に出た
「夏油傑、よろしくね」
「夏油さん、よろしくお願いします」
夏油の猫かぶりスマイル
普通なら惚れるんだろうが、原作を知っている私としては複雑だ
「家入硝子、よろしく」
「家入さん、よろしくお願いします」
家入さん、今はタバコ吸ってない
タバコ吸っている姿いつか見たいなぁ……
「……五条悟」
あらあら、五条くんはちょっと反抗期のようですね
というより、単純に私のこと認めてないだけだろうけど
五条が進化したら確実に私を祓えるだろうから、進化する前に好感度をあげることが私が生き残る鍵となりそうだ
「夏油さん、家入さん、五条さん、これからよろしくお願いします」
また私はお辞儀をした
今日からの学校生活、とっても楽しみだなぁ
120人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リリス(プロフ) - マハマさん» そんなにお褒めいただきありがとうございます( *´꒳`* ) (4月14日 0時) (レス) id: 5acd75e888 (このIDを非表示/違反報告)
マハマ - この作品は神!!今までで1番続きが気になる作品でした!! (2月3日 22時) (レス) @page29 id: 9cd9fca0aa (このIDを非表示/違反報告)
リリス(プロフ) - 初心者です!さん» ありがとうございます。更新頑張ります! (12月29日 11時) (レス) id: 5acd75e888 (このIDを非表示/違反報告)
初心者です! - 更新頑張ってください!めっちゃ面白いです! (12月29日 10時) (レス) @page18 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リリス | 作成日時:2023年12月19日 6時