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「「呪霊操術」文字通り取り込んだ呪霊を操れるのさ」
「思ってたよりアグレッシブなガキンチョだな。同化でおセンチになってんだろうから、どう気を遣うか考えてたのに」
「まあまあ、元気なのはいいことじゃん」
悲観的になられるよりはずっといい
「フンッ！！いかにも下賤な者の考え方じゃ」
「あ゛？」
「いいか、天元様は妾で妾は天元様なのだ！！」
理子ちゃんは指をビッと指す
「貴様のように��同化��と��死��を混合している輩がおるが、それは大きな間違いじゃ。同化により妾は天元様となるが天元様もまた妾となる！！妾の意思！！心！！魂は同化後も生き続け、聞けぇ！！」
「待ち受け変えた？」
「井上和香」
夏油と五条は興味がなさそうに別の話を始める
ちゃんと話を聞いているのは天花だけだった
「うんうん。聞いてるよ理子ちゃん。続けて？」
そう言うと、理子ちゃんは気を良くしたのか
「お主良いやつじゃな……！」
と少し感動したように言った
「あの喋り方じゃ友達もいないじゃろ」
「快く送り出せるのじゃ」
「学校じゃ普通に喋ってるもん！！」
黒井さんがあっという顔をする
「……学校！！」
理子ちゃんがその存在を思い出したようだ
「黒井！！今何時じゃ！？」
「まだ昼前……ですがやはり学校は」
「？」
「うるさい！！行くったら行くのじゃ！！」
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「はぁ！？さっさと高専戻った方が安全でしょ！！」
五条が声を荒らげる
電話の向こうの声は聞こえない
ピッと五条は電話を切ると
「チッ、ゆとり極まれりだな」
と悪態をついた
「そう言うな悟。ああは言っていたが同化後彼女は天元様として高専最下層で結界の基となる。友人、家族、大切な人達とはもう会えなくなるんだ。好きにさせよう。それが私たちの任務だ」
夏油がそれを宥める
と、そこで黒井さんが頭を下げた
「理子様にご家族はおりません。幼い頃事故で……それ以来、私がお世話してまいりました」
「それじゃあ貴方が家族だ」
夏油がそう言うと、黒井さんは頭を上げ
「はい」
と決意したように言った
「傑、監視に出してる呪霊は？」
「あぁ」
夏油が確認する
「冥さんみたいに視覚共有ができればいいんだけどね。それでも異常があればすぐに―」
夏油の表情が険しくなる
「悟、天花、急いで理子ちゃんの所へ」
夏油が五条と私の肩をポンと叩く
「あ？」
「3体祓われた」
その場に緊張が走った
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リリス(プロフ) - マハマさん» そんなにお褒めいただきありがとうございます( *´꒳`* ) (4月14日 0時) (
レス) id: 5acd75e888 (このIDを非表示/違反報告)
マハマ - この作品は神！！今までで1番続きが気になる作品でした！！ (2月3日 22時) (レス) @page29 id: 9cd9fca0aa (このIDを非表示/違反報告)
リリス(プロフ) - 初心者です！さん» ありがとうございます。更新頑張ります！ (12月29日 11時) (レス) id: 5acd75e888 (このIDを非表示/違反報告)
初心者です！ - 更新頑張ってください！めっちゃ面白いです！ (12月29日 10時) (レス) @page18 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリス | 作成日時：2023年12月19日 6時
