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車では夏油と相席だったが、特に何の展開もなく現場に着いた

夜の神社はいかにもという感じでおどろおどろしい

「では、帳を降ろします。ご武運を」

補助監督さんがそう言い、帳を降ろした

私は夏油に話しかけた

「さて、どうする夏油?私が呪霊を祓いに行こうか?その場合、手加減できないけど」

本当はこの場合、等級が上の私が呪霊を祓いに行くべきだろう

ただ、私は戦闘経験が浅い

呪霊を死なない程度にフルボッコがまだできない

夏油の術式的に呪霊は取り込みたいだろう

私の言葉の意味を察した夏油は、首を横に振った

「いや、私が祓いに行くよ。天花は子供達の救出へ行ってくれ」

「ん、分かった」

私は子供達探しに出かけた

「おーい、子供達ー、どこー?私は味方だよー」

私は呼びかけながら歩く

この神社、むちゃくちゃ広いのだ

何しろ、有名な神社だそうで、人の負の感情が溜まりやすいのだろう

呪霊も1級とはいえ、ほとんど特級に近いはずだ

「あれ、じゃあ夏油大丈夫かな」

1級の夏油には荷が重かったかもしれない

「早くー!子供達出てきてくれー!」

私は少し焦り始めた

夏油がここで死んだら、百鬼夜行とか羅索とかどうなるんだ!

私は手当たり次第に襖を開く

10分ぐらいだろうか

ようやく、子供を見つけた

まあ、二人死んでるけど

「喰い散らかされてる……」

腕や足が飛び散っている

行方不明になってから二日経ってるから、一日に一人食べていたのだろうか

一人生き残っているけれど、この子も相当呪いにあてられている

夏油が呪霊を祓ったら、すぐに硝子に治療してもらわなければ……

私は二人分の左腕を水銀で作った器の中に入れ、子供を持ち、夏油の元へ向かった

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リリス(プロフ) - マハマさん» そんなにお褒めいただきありがとうございます( *´꒳`* ) (4月14日 0時) (レス) id: 5acd75e888 (このIDを非表示/違反報告)
マハマ - この作品は神!!今までで1番続きが気になる作品でした!! (2月3日 22時) (レス) @page29 id: 9cd9fca0aa (このIDを非表示/違反報告)
リリス(プロフ) - 初心者です!さん» ありがとうございます。更新頑張ります! (12月29日 11時) (レス) id: 5acd75e888 (このIDを非表示/違反報告)
初心者です! - 更新頑張ってください!めっちゃ面白いです! (12月29日 10時) (レス) @page18 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リリス | 作成日時:2023年12月19日 6時

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