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私たちは色んなところを回った
〜家具屋〜
「私の部屋は、最低限のものしかないからなー。せめて、目覚まし時計くらいはあった方がいいかも……」
「じゃあ、時計見に行こうか」
私は、時計を見て回って、白色に縁が黒のシンプルな目覚まし時計を選んだ
〜ゲームセンター〜
ガコンッ
「やったー!とれたー!」
私はクレーンゲームで大きいクマのぬいぐるみをとった
「おー、おめでとー!」
これは、ベットに置いておこう
〜昼食〜
「硝子ー、ラーメンよろしく!」
私は一般人に見えないため、硝子に注文を頼む
「はいはい、分かったよ」
硝子が席を立つ
「これって、傍から見れば硝子が大食いの人みたいなんかな」
私はクスクスっと笑った
〜カラオケ〜
「〜〜♪〜〜〜♪」
「天花、案外歌上手いね」
「案外とはなんだ。案外とは」
これでも前世ボイトレ行ってたんだぞ!
〜アクセサリー店〜
「おっこれ、いいかも」
私はひとつのアクセサリーに目をとめた
「へーどれどれ?」
硝子が覗き込む
私の指さす先にはシルバーチェーンのガラスの雫がついたネックレスがあった
「これ、雫の色を変えられるんだって。五条と夏油のお土産になるね」
残り物はなるべく、買っておきたい
私の場合、写真残らないし
「ああ、そうだな」
硝子もうなずいた
夏油には琥珀色、五条には蒼色、硝子には若草色、そして自分には透明を購入した
「硝子、プレゼント」
私は買ったネックレスを渡した
「ありがとう。大事にする」
硝子はさっそく身につけて笑った
・
楽しい時間が過ぎるのは早いものだ
「あー、もう帰る時間だ。帰ろうか、硝子 」
「そうだな」
硝子がうなずく
「硝子」
私は思い立ったように足を止めた
「今日、とっても楽しかった。ショッピングに誘ってくれてありがとう」
「どういたしまして」
私の言葉に硝子は照れくさそうに返した
私たちは手を繋いで寮に帰った
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リリス(プロフ) - マハマさん» そんなにお褒めいただきありがとうございます( *´꒳`* ) (4月14日 0時) (レス) id: 5acd75e888 (このIDを非表示/違反報告)
マハマ - この作品は神!!今までで1番続きが気になる作品でした!! (2月3日 22時) (レス) @page29 id: 9cd9fca0aa (このIDを非表示/違反報告)
リリス(プロフ) - 初心者です!さん» ありがとうございます。更新頑張ります! (12月29日 11時) (レス) id: 5acd75e888 (このIDを非表示/違反報告)
初心者です! - 更新頑張ってください!めっちゃ面白いです! (12月29日 10時) (レス) @page18 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リリス | 作成日時:2023年12月19日 6時