転生したら水銀の呪霊だったんだが

転生 ページ2

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目が覚めると、知らないところにいた

「どこだ、ここ……」

私がそう呟くと、

ズキッ

「痛っ」

頭に鋭い痛みが走った

その痛みに合わせてどんどん記憶が流れ込んでくる

「そうだった。私、交通事故で死んだんだった」

たしか……呪術廻戦を買いに行こうとしたんだっけか

で、その帰りにトラックが突っ込んできて……

「あー死んじゃったのか私。じゃあ、ここって天国か？」

周りを見渡してみる

商店街や少し古びた店などがある

天国ではなさそうだ

「とりあえず、散策するかー」

私は状況を把握するために辺りを歩いてみることにした










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「あ、新聞屋」

散策していたら、新聞屋を見つけた

新聞で情報収集をしよう

開いている扉を通り、私は店内に入る

そして、すぐ近くにあった新聞を手に取った

「お金払わないのごめんなさい……ちょっと許してください……」

新聞を読むと、まず左上の年月に目が向いた

「2006年！？」

ちょい待て、その時、私ギリ生まれてるぐらいだぞ

私、タイムスリップしたのか？

嘘お……

ショックだった

私は、そのまま新聞を戻し、フラフラと外へ出る

そして、トボトボと歩き出した

「どうしよう……」

家に帰る？いやでも、そこには幼い私がいるし、いきなり

「未来のこの子です！」

なんて言っても分からないよなぁ

というより、お金ないし

歩いていると、公園についた

「よし！こういう時は寝よう！」

自分でも何言ってんだと思う

現実だと信じたくないのだ

交通事故もタイムスリップも夢で、目が覚めたらいつもの自室にいますように

と、願い、私はベンチで眠りについた

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