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耕作は、俺にスクラブを着せると、もう一度、抱きしめてくれた。
「怖かったよな。すぐ来れなくてすまん。俺が、怪我したせいで心配させて、本当にすまなかった。」
耕作は、俺を落ち着かせる様に背中を一定のリズムで優しく叩いてくれた。
子供の時以来のこの感覚。妙に安心して、涙が溢れてくる。
耕作の服が汚れてるけど、あえて耕作は言ってこない。その優しさがくすぐったくて、心地よくて、安心できて。
耕作の胸の中で、泣き続けた。
怖かったよ。でも、それ以上に、耕作が生きててくれてよかった。
話したいことは山ほどあった。耕作が眠っている間に、喋りたかったことや、聞きたかったこと。沢山話したかったけど、仕事中だからやめて、耕作から離れた。
「服、ごめんね。あと、整形外科ってどこ？」
ふふ、と笑った耕作は、ついてこい、と車イスを回転させて、整形外科に向かって進みだした。
happyend＿＿＿＿
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美鈴(プロフ) - おうかさん» ちょいと返信遅れましたが、ありがとうございます！頑張りますねー^^ (2018年8月8日 11時) (
レス) id: 1a688288fb (このIDを非表示/違反報告)
おうか - すごい面白いです！更新頑張って下さい！ (2018年8月7日 16時) (レス) id: 819a1f4d7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みすず | 作成日時：2018年6月24日 21時
