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「名取、これ整形外科持っていって。蜂岡さん。」
「わかりました。」
整形外科なんて初めて行く。いつも書類を届けるのは、横峰だったからだ。
確か、五階だった気がする。
俺はエレベーターに乗り込んだ。
『五階です。』
女性のアナウンスで扉が開き、俺はエレベーターから出る。
「…？ここじゃないか？」
分からなくなってしまったから、その辺の医者に聞く。
「えっと、あの、整形外科って、どこ、ですか？」
知らない人に話しかけるのは久しぶりで、すごく噛んでしまったけど、優しい人でこっちだよ、と言ってくれた。
「えっと、こっち、何ですか？」
「あぁ。少し奥にあるからね。今のうちに覚えておくといいよ。」
本当に、こっちなのかなぁ…？
俺が疑問を覚え始めたころ、ある部屋に入って扉を閉められてしまった。
「君、名前は？」
「な、名取、そーま、です。」
近づいてくる先生が怖くて、後ずさりをした。でも、ついに壁にぶつかってしまって、先生に壁ドンをされた。
キスをされ、スクラブを脱がされる。
俺が確実に震え始めたころ、本当にかっこよく、彼は登場した。
「何をしてる。離れろ、病院はこういう場じゃない。」
「耕作…」
急に登場した耕作にビックリしたのか、先生は逃げて行ってしまった。
「遅い。」
「すまん」
無言で車椅子に乗った耕作に抱きついた。
「本当に、心配させんなよ…。俺のせいで死んだかと思うじゃん。誰も教えてくれないし。本当に、マジで
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生きててくれて、良かった。」
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美鈴(プロフ) - おうかさん» ちょいと返信遅れましたが、ありがとうございます！頑張りますねー^^ (2018年8月8日 11時) (
レス) id: 1a688288fb (このIDを非表示/違反報告)
おうか - すごい面白いです！更新頑張って下さい！ (2018年8月7日 16時) (レス) id: 819a1f4d7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みすず | 作成日時：2018年6月24日 21時
