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「私ももう自分の部屋だよ」
『よかった！ あ、それとうち電話番号変えたの。だからこの番号を登録しておいてほしいやんね』
「うん、分かった」
『ありがとう！ そうだA、まえみたいにまた一緒に登校しよう？』
「まえ？ そっか、私長いこと休んでたもんね。うん、いっしょに行こ！」
フェイ曰く、黄名子は本来いないはずの存在らしい。それにしても、黄名子の振る舞いは自然に思える。いないはずの存在だなんて、事実なのだろうか。
もうすでに、一緒にいるのが当たり前のような感覚になっている。実際、タイムジャンプしたメンバー以外はそういう認識になっているみたいだ。
だからこそ、引っかかってしまう。
これから歴史を正していったら、いつか黄名子はいなくなってしまうのか。
∞
今朝は仕事を放棄した目覚ましをセットした。念には念をと確認もして。明日はちゃんと働いてくれるはず。
「今日は、いろんなことがあったな……」
ベッドに入ると、今日の出来事が自然と回想される。それくらい密度の濃い日だった。
フェイとワンダバ、黄名子との出会い。
選手としての、これからの私。
サッカーのこと、円堂さんのこと。
手段を選ばないエルドラドのこと。
エルドラドのサッカーチームには女子もいると聞いている。これからは性別なんて関係ない。みんなと一緒に戦えるんだ。
今日のように逃げる側でも守られる側でもいられない。守られるのではなく、守るために戦うんだ。
_______『わたしは守る。今度こそ』
ゆっくりと、まどろみの中へ意識が落ちて溶けていく。
_______『わたしは守る。今度こそ』
あぁもう、どうして、眠りに落ちる瞬間だけ認識できるんだろう。普段の掠れた金切り声よりずっといい。分かる言葉なら、ひどい雑音じゃないのなら、耳を塞がなくて済むというのに。
なにか……言ってる。聞こえそう、なのに……。
聞こえたのは数文字のみ。それもうまく繋がらない。浮かぶ疑問ももどかしさも、眠気に飲まれて消えていく。
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見卯＊..+*(プロフ) - 宮野冬姫さん» お返事遅れてごめんなさい🙇♀️ ヤム・ハ・メラハの件については修正を入れて姿を消していますが、そのうちまた出てくると思います。関連は薄いですが、その時は葉王に思いを馳せながら読んで頂けると嬉しいです......☺️ (2022年9月7日 20時) (
レス) id: e1b9a46973 (このIDを非表示/違反報告)
宮野冬姫(プロフ) - 今気づいたけど、葉王って……ﾌﾟｰｸｽｸｽ← (2022年8月24日 15時) (レス) @page24 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
宮野冬姫(プロフ) - もちろんイナズマイレブンシリーズについても……グヘヘ(( (2022年8月24日 15時) (レス) @page24 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
宮野冬姫(プロフ) - 語り合いたいですぅ！！ (2022年8月24日 15時) (レス) id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
宮野冬姫(プロフ) - そうだったんですか！マギを知ってるなんてメチャクチャ嬉しい！！！ (2022年8月24日 15時) (レス) id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：見卯＊..+* | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/miumiu01/
作成日時：2022年7月19日 20時
