本当の神様 ページ7
「人間が作るなんて不可能だと思ってました」
「ふふふ。少しは見直した?」
「確かに凄いですが…過去や未来に行ったり、時間を操るのは重い罪になると知ってましたか?」
「え?」
ウイスはブルマ達に時間を遡り、変えてしまう事で星が1つ消滅してしまう事もあり、重罪に値する事を告げた。
時間の移動は神々の間でも固く禁じていると話した。
「だけど、ウイスさんだって時間をやり直せるじゃない」
「ですから、神々に許可を得るのです。この第7宇宙の神、破壊神と界王神、それと星の管理人に。この3人のうち2人の許可が得られれば、時間のやり直しは可能なのです」
「その通り。お前たち破壊されても文句は言えないな…?」
だがブルマは、タイムマシーンを作ったのは未来の自分であって今の自分でないので、そこは違うと主張する。
だがどっちも同じとビルスに言われ、怒りながらビルスに近付く。
そんなブルマに慌ててトランクスがビルス達に駆け寄り跪く。
「ま、まって下さい!神様!!」
しかし跪いたのがウイスで、ウイスに神はこっちと修正される。
「俺はてっきり、貴方が神だと…」
トランクスの言葉に怒るビルス。トランクスは慌ててビルスに跪く。
「あ、いや…神様!本当の神様!母は悪くありません!裁くならこの俺を…!!」
そんなトランクスを見て、悟空はビルスに大目に見るよう頼む。
「どうしましょうか。ビルス様」
「ん〜、そうだな…どうしてくれようか…」
ビルスの言葉にドキドキするトランクス。考えが出たビルスが手を上げて宣言する。
「よし、今までに食べた事のない、とびっきり美味なる物なら手を打とう!」
「乗った!」
ブルマが白衣のポケットから取り出した魚肉ソーセージ。皮を剥いて食べると美味い!と感動するビルスとウイス。
人の命と魚肉ソーセージを天秤にかけるとは…と何人かは呆れていた。
「そういえば、ルナはまだ帰ってきてないの?」
「ええ。もうすぐ終えられて帰ってくると思うのですが」
「はぁ、ルナがいない時に…また事件起きちゃって…早く帰って来ないかしら」
「それはビルス様も同じ思いですよ」
「1年遠距離でしょ?新しくステキな人がデキてたり…」
「聞こえてるぞ」
振り返りブルマを睨むビルス。魚肉ソーセージを持っているので怖さは半減されている。
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こっぺん(プロフ) - 紅蓮さん» コメントありがとうございます。のんびり更新していきますので、よろしくお願いします! (2019年10月2日 23時) (レス) id: 8f1ba3636c (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - この作品大好きです!これからも頑張ってください!更新楽しみに待ってます! (2019年10月2日 21時) (レス) id: 167b4beba7 (このIDを非表示/違反報告)
こっぺん(プロフ) - YUUKOさん» ありがとうございます。のんびり更新していきますので、よろしくお願いします! (2019年9月24日 21時) (レス) id: 8f1ba3636c (このIDを非表示/違反報告)
YUUKO(プロフ) - 凄く面白いです!更新楽しみにしてます。これからも頑張って下さい (2019年9月23日 21時) (レス) id: 5afe16bc4a (このIDを非表示/違反報告)
こっぺん(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます。のんびり更新していきますので、よろしくお願い致します。 (2019年9月19日 7時) (レス) id: b36c557853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こっぺん | 作成日時:2019年9月16日 22時