達者でな ページ47
悟空は全王様へ良い友達を連れてきたと伝えた。
「やあ！」「やあ！」
「「遊ぼう！」」
２人の全王様は手を取り合い、何して遊ぶか話し合っていた。そんな２人を見て大神官は、ウイスとルナへ２人考えですか？と尋ねた。ウイスは悟空の考えですよ、と答えた。
「「わーい♪ 」」
「ルナ！お友達が出来たのね！」
「よかったですね」
現代の全王様がルナに駆け寄る。ルナは２人にあまり騒ぎすぎないよう声を掛けたのだった。
ブルマの家では祝勝会が開かれていた。ウイスは未来のトランクスへ、未来が消滅する前の時代に戻る事は可能と伝えた。
だがビルスは、そんな事をしては時の指輪が増えると話す。だがウイスは、何を今更と返した。
「ビルス様ご自身が、既に時の指輪を１つ増やしているではありませんか」
「な、なんだと！？」
「お忘れですか？ビルス様がザマスを破壊した時、ザマスの破壊されていない、もう１つの世界が生まれているではありませんか」
「申し開きもなにも、ビルス自身がいけない事してるじゃない」
「そ、そう言う事か…」
ウイスの説明に冷や汗を流すビルス。ルナも気付いてなかったのか、と心の中で言っといた。
ブルマは、全王様に破壊されない未来と言うことは再びザマスと戦う事になるのでは？と心配する。
ウイスはウイス自身が未来へ行き、ビルスが死ぬ前にザマスをどうにかして貰えるよう話してみると告げた。
だが問題もある、その未来には既にトランクスもマイも存在している。今この時代に来ている２人が行ってしまうと、未来にはトランクスとマイが２人になってしまう。
マイは構わない、とトランクスへ告げた。トランクスもそうだな、とマイへ返事をした。
ビルスはウイスとルナへ帰るよう告げた。ルナは猫になり、ビルスに抱えられる。
「おい、未来。ウイスに免じて、今回は見逃してやる。達者でな」
３人は星へ帰った。そしてウイスは先程の話の通り、未来へと出かけたのだった。
「無事に解決出来てよかったよかった」
ルナは天体を見ながら星の位置を確認する。ビルスはルナを後ろから抱き寄せ肩に顔を埋めた。
「未来の私も、ビルスが迎えに来てくれて良かった」
「僕は迎えにいくのは御免だね」
ビルスがルナの肩を掴んで自分に身体を向かせた。
「ルナを1人残すくらいなら、一緒に死ぬね」
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こっぺん(プロフ) - 紅蓮さん» コメントありがとうございます。のんびり更新していきますので、よろしくお願いします！ (2019年10月2日 23時) (
レス) id: 8f1ba3636c (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - この作品大好きです！これからも頑張ってください！更新楽しみに待ってます！ (2019年10月2日 21時) (レス) id: 167b4beba7 (このIDを非表示/違反報告)
こっぺん(プロフ) - YUUKOさん» ありがとうございます。のんびり更新していきますので、よろしくお願いします！ (2019年9月24日 21時) (レス) id: 8f1ba3636c (このIDを非表示/違反報告)
YUUKO(プロフ) - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます。これからも頑張って下さい (2019年9月23日 21時) (レス) id: 5afe16bc4a (このIDを非表示/違反報告)
こっぺん(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます。のんびり更新していきますので、よろしくお願い致します。 (2019年9月19日 7時) (レス) id: b36c557853 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こっぺん | 作成日時：2019年9月16日 22時
