見つめ合う ページ15
ブルマの指示のもと、タイムマシーンの修理は進められていた。ベジータはベジータでトレーニングルームに籠もってトレーニングに励んでいた。
だがトレーニング中の衝撃が外まで響き、悟空達にも伝わってきた。悟空は空腹でその場に寝てしまった。
「ディナーまだ〜！？」
「ビルス様、そんなに大声出すとルナさんが起きてしまいますよ」
ウイスは先程ビルスに言われた、ブラックの気の正体を探るべく杖を覗いていた。言った本人のビルスは飽きてそっぽを向く。
「ビルス様、分かりました」
「ん？」
あれから数時間が経ち、ウイスの解析が済んだ。ウイスの話では、第１０宇宙に似たような気を持つ者がいるとの事だった。
「ふーん。ねぇルナ」
「zzz……んー？」
「寝てるとこ悪いんだけどさ、第１０宇宙の界王神覚えてる？」
「なに…？第…１０宇宙…って……ゴワス様？」
ビルスに起こされ目を覚ます。猫の姿から人型へと戻り目を擦る。
「んー。第１０宇宙がどうしたの…？」
「ブラックって奴の気が第１０宇宙にいる奴と似てるんだってさ」
「…時の指輪をしてるって事は、界王神のゴワス様が怪しいって事？」
「いえ、気がゴワス様とは違いました」
ビルスのお腹の上で寝ていたので、現在もビルスの上に跨ったままの状態で話をするルナ。下からルナを見上げながら話を聞くビルス。
「研修の時に第１０宇宙をお邪魔した時、ゴワス様の所に界王神見習いのザマスって子がいたよ」
「恐らく、そのザマスと言う者が怪しいかと」
「ふーん」
研修に行った際のザマスを思い出す。彼なりに思い描く未来があり、その目標に向けて日々精進していた。そんな彼がトランクスのいる未来を…と考える。
「ザマスって？」
「元々第１０宇宙の界王を務めていたのですが、戦闘スキルを買われ現在は界王神ゴワス様の下で見習い修行をしているようです」
「ふーん」
聞いといて興味なさげな返事をするビルス。だが気にはなるので、この後行って確かめる事にした。
夕方が近付いてきたので、ブルマから夕飯の声が上がる。ウイスは待ってました♪とスタスタと家の中に入る。
「まだ考えてるの」
「うーん。だってザマスがねー」
「もう考えなくていいよ」
上半身を起こしてルナの顔に近付く。額と額を合わせて見つめ合う。
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こっぺん(プロフ) - 紅蓮さん» コメントありがとうございます。のんびり更新していきますので、よろしくお願いします！ (2019年10月2日 23時) (
レス) id: 8f1ba3636c (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - この作品大好きです！これからも頑張ってください！更新楽しみに待ってます！ (2019年10月2日 21時) (レス) id: 167b4beba7 (このIDを非表示/違反報告)
こっぺん(プロフ) - YUUKOさん» ありがとうございます。のんびり更新していきますので、よろしくお願いします！ (2019年9月24日 21時) (レス) id: 8f1ba3636c (このIDを非表示/違反報告)
YUUKO(プロフ) - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます。これからも頑張って下さい (2019年9月23日 21時) (レス) id: 5afe16bc4a (このIDを非表示/違反報告)
こっぺん(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます。のんびり更新していきますので、よろしくお願い致します。 (2019年9月19日 7時) (レス) id: b36c557853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっぺん | 作成日時：2019年9月16日 22時
