未来に残してきたもの ページ14
「トランクス君にはいるんでしょ？」
「え…な、何故…」
「何だ！トランクスいたのね！どんな子なの？ねぇ？」
「か、母さん！」
「でもルナ、よく分かったわね」
「え？知らなかったけど」
「「はぁ？」」
トランクスとブルマの声が重なる。
「いや、いるんじゃないかなーってカマかけてみたら…ね♪」
「まんまと言わされた訳ね」
「でも、未来に残して来たのなら尚更戻らないとね」
ルナの言葉にトランクスは気合いを入れ直す。未来に残して来た人達の為に、何としても戻らねば、と。
「で、ビルス離してよ。動けないじゃない」
「お前は久々に僕と会ったのに、何で側にいないのさ」
「……」
ビルスを見上げて顔を見る。長年一緒にいたのでビルスが言いたい事は何となく分かった。ルナは久々に猫の姿になり、ビルスはルナを抱き上げてウイスの隣のビーチベッドに横になる。
そしてルナは静かにビルスのお腹の上で丸くなった。そんな彼女を優しく撫でた。
「ふふふ。相変わらずなんだから」
「母さん、神様達は…」
「ん？ルナはビルス様の彼女よ」
「いいいい！？」
そんな女性を何故自分の息子の嫁になんて言い出すのか。トランクスは生きた心地がしなかった。
「でも、あのカンジじゃ離れてる間は何もなかったみたいね。あ、でもアンタのお嫁さんに来て欲しいは本音よ？ルナなら大歓迎だけど、今の彼氏が黙ってないか」
「そりゃそうでしょ…」
「でも、アンタはアンタで大事な子がいるなら、その子を守ってあげなきゃね」
「…はい」
各々やる事に取り掛かろうとしていた。ベジータは自身でのトレーニング、ブルマはタイムマシーンの修理。悟空はウイスに修行をつけて貰えないか頼むが、今回は乗り気になれないと断られてしまった。
ルナもビルスに撫でられていたら眠くなってしまって、すやすやと寝息を立てていた。
悟空は諦めて界王の所へ行ったが、帰れと追い出されてしまった。戻ってきた悟空はトランクスに、ゆっくり休むよう告げたのだった。
「ブラックの放ったあの気…何処かで会ったことあるかな…？」
「探ってみますか？」
「頼むよ」
ビルスはルナを撫でながら、ブラックを思い出す。ブラックが放った気に違和感を感じずにはいられなかった。
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こっぺん(プロフ) - 紅蓮さん» コメントありがとうございます。のんびり更新していきますので、よろしくお願いします！ (2019年10月2日 23時) (
レス) id: 8f1ba3636c (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - この作品大好きです！これからも頑張ってください！更新楽しみに待ってます！ (2019年10月2日 21時) (レス) id: 167b4beba7 (このIDを非表示/違反報告)
こっぺん(プロフ) - YUUKOさん» ありがとうございます。のんびり更新していきますので、よろしくお願いします！ (2019年9月24日 21時) (レス) id: 8f1ba3636c (このIDを非表示/違反報告)
YUUKO(プロフ) - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます。これからも頑張って下さい (2019年9月23日 21時) (レス) id: 5afe16bc4a (このIDを非表示/違反報告)
こっぺん(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます。のんびり更新していきますので、よろしくお願い致します。 (2019年9月19日 7時) (レス) id: b36c557853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こっぺん | 作成日時：2019年9月16日 22時
