恋、始まりました 3『染谷勇次郎』

ごじゅーなな ページ10

操「ここか！！」









ガラッ








貴/勇「「！？」」









ドアを見ると









どれだけ走ったのか肩で息をしている操と愛蔵がいて









私たちを見るなり絶望のような顔をした









操「Aに手を出すなんていい度胸じゃない！」








愛「取り合えずそこ、離れろ！！」









私は勇次郎から離れようとすると逆に肩を引き寄せられた









勇「やーだ」









愛/操「「な！？」」









勇「A捕まえたの僕だから、いいでしょ？」









愛「ぐぬ....」









私以外の3人はバチバチと効果音のなりそうなくらいの視線を飛ばしあっていた









戻ってきて









ふと、窓の外を見ると








貴「.....あ」







3人「「「？」」」









貴「雨......止んでる」









3人は同時に窓を見た









外では全体的に濡れた風景が広がっていたけど







太陽はこれでもかというくらい照り輝いていた









操「じゃあ.....相合い傘は無し？」





勇「........チッ...」






愛「ふっ、」






貴「まあまあ.....今度ね？」








勇「やったあ」








愛「A、俺とも！」








貴「あー......いいよ？」









勇「はぁ！？」









愛「(ﾄﾞﾔｯ)」

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