227話 恋バナ ページ32
しばらくして、水を持ったアナが入ってきた
どことなくソワソワしている様子
「？」
「ほら、飲みなよ」
ぶっきらぼうに手渡される
「ありがとう」
「･･････」
沈黙が続く
道着姿の彼女は健康的な褐色の肌で
赤毛のポニーテールの先がカールしている
そばかすもチャーミングで雰囲気も何だか可愛い
「ちょっといい？」
少し目を泳がせながらポツリとつぶやく
「はい、何でしょう？」
何だろうかとは思いつつ、やはり同性と話すのは嬉しい
「シ、シャカとはどう言う関係なの？」
「へ？」
思いがけない質問に目を丸くしたが
少し頬を赤らめながら視線を外す姿にピンとくる
「えっと、チームメイトの親友で･･･知人と言うか･･･」
でもきっと彼の性格では話を交わすと
友達になってしまうんだろうな、と苦笑する
「そう」
パアッと明るくなるアナ
「じゃあ日本ではどんな感じだったの？」
と、身を乗り出してくる
「今ときっと何も変わらないかな
面倒見が良くて皆に愛されている感じ
私の知っている限り特別な女の子は居ないと思うよ？」
と笑顔を見せると
「そ、そんな事、聞いてないわよッ！」
とぷいっとそっぽを向きつつ
「アンタはどうなの？」と一言
「へ？どうって？？」
「シャカの事どう思ってンの？」
「アナさんカワイイ！
良い人とは思うけど
異性として見たことはないよ？」
くすくすと笑うと
「は？カワイイとか馬鹿にしてんの？」
と睨んでくる
「本当にシャカ君の事好きなんだなぁと思って」
「ッ！」更に真っ赤になる
「す、好きとかじゃないわよ！
そりゃ格闘家としても強いし尊敬してるけど
いつも明るいし、頼りがいもあるし、優しいし･･･
って何言ってんの私！！」
しどろもどろの姿にプっと笑ってしまう
「やっぱり可愛い、きっと上手くいくと思うよ」
ついつい笑顔になる
もう耳まで真っ赤な彼女は
恥ずかしさを打ち消すかのように話題を変える
「アンタはどうなの？少しはモテるみたいだけど？」
と全身をじろじろ見てくる
「たいしたスタイルでもないくせに」と一言
「う。それって地味に傷つくんですけど
それに別にモテないし」
(そりゃ、ボン キュッ ボンの貴女には敵わないですよ！！)
どよ〜んと沈んだ表情になるみぅに
目を丸くする
「アンタ馬鹿じゃないの？
どう見てもお共の２人ってそうなんじゃない？」
苦笑する
「馬鹿って･･･」
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スコ様好き - キタキタキタ〜！僕の最推しシスコ様！！カッコイイってかヤバイ！ヤバイ！ワキ坊との絡みも最高で至福の極み！！うわぁぁぁ〜最高すぎるぅぅ〜！！！最終章楽しみ過ぎ (2019年5月24日 20時) (
レス) id: 851d5640ed (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» 明けましておめでとうございます 年末年始に嬉しいコメントをありがとうございます!!!! 続きも読んで下さると嬉しいです^^ 今年もよろしくお願いいたしますm(__)m (2019年1月1日 20時) (レス) id: 9664f76be9 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き - 明けましておめでとうございます！ 今年もよろしくお願い致します！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き - いつも拝見させて頂いております！ この作品は I の時から見ており、とても楽しみに次作を待たせてもらっています！更新頑張ってください！ (2018年12月31日 5時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
少年あした - 美桜さん» はい！わかりました！更新頑張ってください！ (2018年12月23日 22時) (レス) id: 38b557149e (このIDを非表示/違反報告)
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