216話 動き始めた世界戦 ページ21
それから毎日がこの調子だった
バルトとは程よく距離を置き
それとなく気遣ってくれている黄山には
「貴方はバルト君の傍に居てあげて
どんな時でも」と彼を託した
「何だそりゃ？また一人で抱え込んでるんだろ、どーせ」
と肩を叩かれて
思わずふふふと笑みがこぼれる
それ以上、彼は何も言わなかった
(黄山君、わかってくれている･･･それが何より嬉しい)
きっとコイツはずっと何かと戦っている、大切なものの為に･･･
みぅの性格を知っているから言わずもがな
それは痛いほどよく解っている
昼食後も休憩を取らずに一人特訓に励み
もちろん夜もトレーニング
深夜には何故かフリーが森で相手をしてくれた
「うん、まだ踏み込みが甘いね」
「それってなんの為に付けたパーツなの？」
ポツリポツリだが、的確に指示をくれる
そして目を覚ますとほとんどがオーナー室か
個室近くのソファに寝ていて
誰のおかげかは解っていた
「２人共･･･ありがとう」
皆との練習時に倒れそうになると
トラッドやヒクソンが「休憩も練習の内だ」と
なんだか聞いたことのある懐かしい言葉をかけてくれる
この頃には皆ともすっかり打ち解けていた
そんな時スマホにメッセージが届く
「え！」
と、同時に血相を変えたトラッドが
「皆すぐに集まってくれ！」と会議室に呼び出された
シャーサが「あの冷静なトラッドが珍しいわね、行こう」
とみぅの手を引いて向かう
クリスが興奮気味に「皆に報告があるわ」
と、モニターを映し出す
そこには変動した世界ランキングが表示されていた
「！！」
『３位 レッドアイ(紅シュウ)』
「まじか！！」
バルトはやはり「信じらんねぇ」
そう暴れるのを黄山が止めていた
「そりゃ、俺だって信じたくねぇよ！
だけど一緒にその目で見たろ？」
と視線をみぅに向ける
みぅは目をそむけたくなるのをぐっと堪え
軽く頷く
(だから一緒に今から戦うんだよ？バルト君)
そしてクリスから
「このBCソルから、フリー、シスコ、バルトの３名が
選出されたと、たった今ブルスから連絡が来たわ」
「なっ！！」
驚きを隠せないメンバー
そしてバルトは「そこでシュウに会えるんだな！！」
と喜んでいた
みぅは胸をなでおろす
「バルト君･･･よかった」
全ては彼にかかっている
少なくとも御膳立てはできた
次は自分の番だ！！
ちらりとクリスに視線を送ると
彼女もそれに気が付くとコクリと頷いた
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スコ様好き - キタキタキタ〜！僕の最推しシスコ様！！カッコイイってかヤバイ！ヤバイ！ワキ坊との絡みも最高で至福の極み！！うわぁぁぁ〜最高すぎるぅぅ〜！！！最終章楽しみ過ぎ (2019年5月24日 20時) (
レス) id: 851d5640ed (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» 明けましておめでとうございます 年末年始に嬉しいコメントをありがとうございます!!!! 続きも読んで下さると嬉しいです^^ 今年もよろしくお願いいたしますm(__)m (2019年1月1日 20時) (レス) id: 9664f76be9 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き - 明けましておめでとうございます！ 今年もよろしくお願い致します！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き - いつも拝見させて頂いております！ この作品は I の時から見ており、とても楽しみに次作を待たせてもらっています！更新頑張ってください！ (2018年12月31日 5時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
少年あした - 美桜さん» はい！わかりました！更新頑張ってください！ (2018年12月23日 22時) (レス) id: 38b557149e (このIDを非表示/違反報告)
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