212話 みぅvs黄山 ページ17
午後の練習から加わることになった
アップをして、きちんとしたトレーニングなんて
ライドアウト以来で新鮮だった
でも･･･
ハッハッハッ
(女の子でもこんなに走るの〜？)
「う･･･吐く」
草むらでうずくまっていると
「ちょっと貴女大丈夫？」とシャーサが声をかけてくれた
「はい･･･走りはダメで」
だが、他の練習はトップに着いて行けた
その様子を見ながらトラッドから
「心肺能力は高いか」
「え？」
そう言われ驚く
「今までどんな練習をしてきた？」と問われ
話をすると
「成程、標高の高い場所でのトレーニングなら
全身の機能をいっぺんに鍛えられるな」
「！！！」
その言葉でやっと解った
ルイは生活そのものが特訓だと言う事を
今更ながらに感謝の念が込み上げてくる
そして･･･フリーは顔を出したかと思えば
尋常じゃない速さで全てをこなし
ふらっと何処かへ姿を消す
クリスいわく、練習量が足りず一人でトレーニングしているとの事
さすが世界トップ、ルイもそうだ
人の何十倍も鍛錬をしている
初めての実戦の特訓
「み〜う〜やっとできるな！！」
とバルトが走ってくるのを
「俺だ！」と出てくる黄山
すでに言い争いだ
この空気も懐かしい
「２人共、落ち着いて･･･じゃぁ黄山君お願い」
そう言うと黄山は学ランをまくしあげ
「楽しみだぜ！めっちゃ強くなってるからな！」
と構える
みぅはラグナルクに合わせて右回転のスタミナモード
そして左打ちに構える
「あれ？お前左利きだったっけ？」
「･･･ベイでは両利きなの」
もう「声」は聞けないけれど２人がシンクロしているのがわかる
３，２，１
･･･
「くっそー！！」と黄山の声が響く
「次は俺、俺！」とバルトが出てくるのを
シスコが遮った
「ケッ俺と一緒かよ、なめた真似しやがんな」
と睨んでくる
彼は本気の時以外は利き腕は使わなかったからだ
「余裕かよ？」とのセリフに
「ううん、鍛えているのは本当だから」
と伏し目がちに答えた
「ッ！」
沈んだ顔になるみぅに僅かに動揺する
(くっ、何なんだ イチイチ気になりやがる)
「次は俺が相手だ お前
毎日白鷺城とヤッてたんだろ？」
ニヤリと口端を上げる
(いや、表現がちょっと･･･ヤッてないし･･･)
「ううん、ルイとは何回かしか対戦させてもらえなかったから」
苦笑しながら顔を上げる
(ランク７位の実力が試せるなんてチャンス！！)
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スコ様好き - キタキタキタ〜！僕の最推しシスコ様！！カッコイイってかヤバイ！ヤバイ！ワキ坊との絡みも最高で至福の極み！！うわぁぁぁ〜最高すぎるぅぅ〜！！！最終章楽しみ過ぎ (2019年5月24日 20時) (
レス) id: 851d5640ed (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 名無しになりたいフリー好きさん» 明けましておめでとうございます 年末年始に嬉しいコメントをありがとうございます!!!! 続きも読んで下さると嬉しいです^^ 今年もよろしくお願いいたしますm(__)m (2019年1月1日 20時) (レス) id: 9664f76be9 (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き - 明けましておめでとうございます！ 今年もよろしくお願い致します！ (2019年1月1日 0時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
名無しになりたいフリー好き - いつも拝見させて頂いております！ この作品は I の時から見ており、とても楽しみに次作を待たせてもらっています！更新頑張ってください！ (2018年12月31日 5時) (レス) id: 58278cc77e (このIDを非表示/違反報告)
少年あした - 美桜さん» はい！わかりました！更新頑張ってください！ (2018年12月23日 22時) (レス) id: 38b557149e (このIDを非表示/違反報告)
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